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僕の机の前には貼り紙がしてある。
常に目に入る場所だから、 潜在意識に刷り込むために、そこに「ことば」を書いている。 「怖い時は進歩している。 怖さが無くなった時は進歩は止まっている。」 「短所を見つけ、注意することは素人でもできる。 長所を見つけ褒め、伸ばしてあげられてこそプロの指導者」 「誰よりも熱心でなければならない。 すべてのことは熱心に発し、熱心で解決できる。」 などなど・・・。 そこに、先ほどまた書き入れた。 「今日よりも明日。明日よりも明後日。より強いチームにしていく」 原辰徳 WBC監督 一見、ありきたりのふつうの言葉。 でも、昨日のTBSの特番「2009WBC総集編」を観た後だと、重みがまったく違う。 原辰徳という人物、昔から好感を持てる人だったが、 (↑中日のピンチに三塁側ファウルグラウンドにポップフライを打ち上げてくれるありがたい人) このWBCという舞台を通して、違う意味で好感を持った。 監督要請を受諾するにはあまりにも向かい風の中。 辞退しても誰も非難しない、そんな局面。 オーナーからは、 「WBCの監督はカリスマがなきゃいかん。原君はまだ普通の人間だから」 と言われ、 でも結局、なり手がいないとなってからは、 「他のコーチがバックアップするしかない。裏方やフロントもバックアップする」 と、仕方ないなと言わんばかりの要請。 さらには、中日の落合監督が、 「WBCは読売の大会だから」と、選手を辞退させる方針を決定。 もう逆風も逆風、猛逆風。 そんな中でも、 「巨人軍オーナーの指示に従っていきたいと思います」 「日本代表は誇りであり、あこがれ。」 などと前向きに言えるところなんて凄すぎ。 そういえば、 長嶋ジャパン・王ジャパン・星野ジャパンと呼ばれていた日本代表。 原ジャパンと呼ばれなかったのは、 原辰徳氏が監督受諾の際に出した要望のひとつなんですね、 そう呼ばないってのは。 原氏いわく、 「まだまだ僕はその器ではないから」 カッコいい! 個性ある選手をまとめ上げ、世界の頂点に立った原監督。 もう誰もあなたを「普通の人間」なんて言わないですよ。 感動しました。 イチローよりも、岩隈よりも、青木よりも、松坂よりも、 誰よりもMVP(プレイヤーじゃないですが)は原監督にふさわしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.25 17:43:39
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