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テーマ:ワイン大好き!(30235)
カテゴリ:ブルゴーニュ
昔、塩の話でさる塩関係の公的機関の方から「自然塩という言い方はおかしいし、そもそも塩は天然のもの。少量の成分でうま味やミネラル感を感じるというのはエビデンスがない」ということを言われたことがあります。精製塩もそうでない塩も、基本的に味に変わりはない、名称でバイアスがかかっていると。。。 そういう意味では、土地のテロワールのミネラル成分がぶどう、そしてワインの味わいに作用しているということもないのかもしれません。 以前、マスター・オブ・ワインのイギリス人女性も、人がわかるほどのミネラルを土地からワインが受けることはないと言っていたような記憶があるのですが、私の英語力なので、定かではありません。 年末に空けて6割ほど飲んで冷蔵庫に入れっぱなしだったバローのマコン・ヴェジュソン・ラ・ロッシュの2010年。開けた時は、黄果実に健全な酸化熟成感で重めの味わいで飲み進められれなかったのですが、1週間後に残りを飲んだら果実味にマスキングされていた綺麗な酸と石系のミネラル?がはっきりと感じられる美酒に変身していました。 このミネラル感は、ラ・ロッシュという名称のプラセボではないと思います。 もう一方のルジェ。一昨日、昨日の2日に分けてのみましたが、ルジェでもこれはのただの緑のアリゴテ味わい。 このアリゴテには酸は感じますが、ミネラル感はあまり分かりません。 でも金のアリゴテには感じるので、そうなるとテロワールではなく品種なのでしょうか……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月06日 16時24分05秒
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