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2018.11.12
カテゴリ：日記
魔術師です。
先週から産業用コンピュータの評価マシンを借りてアプリケーションのテストをしています。 どうもプログラム起動時にエラー 0xc0000142 が起きていました。 エラー番号を調べると DLL の読み込みエラーです。 必要なランタイムも組み込んでいるし納得が行きません。 テスト的に Windows10 IoT Enterprise ディスクイメージを 仮想マシンに持って来て起動したのですが何とこちらでは動いてしまいました。 同じ OS 環境でハードの違いで動く動かないが決まるので最初はハード的な互換性問題かと思ったのですが デスクトップマシンは Core i7 でそちらでは問題がありません。 拠点の開発マシンは Xeon で問題がありません。 いろいろと条件を絞って行くと、どうやら CPU の拡張命令にありそうだと突き止めました。 切り分けが出来てしまいました。 借用中のマシンはシングルコアの Celeron で型式を確認してインテルのページでスペックを確認するとビンゴでした。 使うべきアプリケーションのコンパイル条件に AVX/AVX2 拡張命令を有効にしていました。 拡張命令を SSE のレベルに落としてコンパイルすると無事に起動できるようになりました。 判ってしまえばなーんだって話で 安もんの CPU にやられてしまった話です。 あー、やれやれ疲れますわ。 人気記事の一覧のあるトップへ 楽天のサービス紹介ページへ飛ぶ 星影の魔術師に 応援のクリックをポチッとお願いします。     皆さんの、協力に感謝しています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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