去年の夏。とあるウッドデッキの拡張の見積もり依頼があって、現地調査に行った時の話です。
「イペの木材があるので、それを再利用して頂けますか?」
「別に構いませんが、現物を見てから返事をさせてください。」
現場に行ったら、既存のウッドデッキとおそらくその場所にしていたパーゴラを解体したと思われる木材がありました。
既存のデッキを一目見て
???
「これイペじゃないですよ。」
一目でイペでもウリンでも無いのは分かりました。
銀白化した材から樹種かを特定するのはちょっと自信が無かったのですが、解体した材を何本か見てピンときました。
といってもこの時点では100%の自信まではありません。
「ちょっと端を切らせてもらっても良いですか?」
OKを貰ったので、丸ノコで端っこをほんの数ミリカット。
「やっぱりこれでしたね」
材の雰囲気でアレだろうと当たりは付けたものの、切って木口を見たり、匂いを嗅いだりすれば、それが確信に変わります。
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