ウッドデッキのある風景
< 新しい記事
新着記事一覧(全952件)
過去の記事 >
昨日ネタを書きながら全くゴールが見えていなかったのですが、今日いろいろ作業をしていて方向性が見えてきました。 できるだけぶれずにゴールを目指そうと思っていますので、しばらくお付き合いください。 サンプル材は現場での端材を集めています。 ビリアン(ウリン)はどこの現場であったのか不明ですが、イペに関しては6月の現場での余り材ですので記憶がはっきりとしております。 ただ30x150だけは何年前だったかも思い出せないほど前から倉庫に転がっていた材です。 30x150が自信作であったにも関わらず、軽かった理由として次の2点が考えられます。 ●20x105よりも、良く乾燥をしていること ●数年経過して、材が痩せていること。 昨日の材は今頃お客様の家に着いているのではないかと思いますが、倉庫にまだ残っていましたので、巾を測ってみました。 やっぱり痩せていて、145mmしかありませんね。 このサイズに補正して比重を計算し直すと0.98。 昨日より0.3増えますが、それでもギリギリ1を切っていますね。 20x105は新たに10枚チェックしてみることにしました。 写真の順番通りに比重を書くと 1.14 1.12 0.98 0.88 0.93 1.12 1.05 1.20 1.15 0.94 イペは色目がバラバラですが、色と重さには関連がはっきり見られますね。 黒っぽいものは重く、次いで赤っぽい材。 一番イペらしい茶色で木目のしっかりしているものがその次で、木目が良く見えない材は思いっきり軽い。 これがイペの特徴かと思います。 イペと一口に言っても、細かな科は違っていて、数種類の木が混じっております。 重い材と軽い材をピックアップしてアップにしてみました。 左は、黒っぽい材で比重1.2 中は、木目があまりはっきりしていない材で比重0.88 右は、赤っぽい材で比重0.94 いずれも重さを測るまでもなく持った瞬間重いか軽いかが実感できた材です。 木表側です。 木裏側です。 イペはこのように表裏で大きな違いがありません。 多少重い・軽いはありますが、いずれもしっかりとした良い材だと思います。 さて、6月の余りの中に70角もありましたので、こちらも測ってみました。 1.00 0.95 1.00 0.92 1.09 0.91 1.00 0.94 1.04 0.97 見た目は板材同様バラツキがありますが、比重はほぼ1.0に近いところで落ち着いています。 実は角材は数年間倉庫で眠っていたものを引っぱりだして使っています。 30x150と同じく乾燥していて、こちらの方がより本来の数字に近いのではないかと思われます。 今日のところは仮説に過ぎませんが、イペは最初は重さにバラツキが結構あるけれど、乾燥をするとほぼ1.0に近づくところで落ち着く。 こう考えると、最初に重い黒っぽい木が必ずしも良い木なのではなく、最初軽い材もそう心配するような材ではない。 ということになるのですけど・・・ ---------------------------------------------------------------- エクステリアに役立つ木材の情報を四国・坂出より全国に発信しています
PR
Category
Calendar
Archives
Comments
Profile
アイアン・ウッド
四国香川からウッドデッキに役立つ木材を通販しています。 ウッドデッキができたとき、風景が一変。皆さんの笑顔が見たくて自分で施工もしているのです。
Favorite Blog
Freepage List
Headline News
Keyword Search