蕎麦アレルギーの木まぐれ日記

以前ご案内した「成増の家」の完成報告です。
随分前にプロの写真家が撮られた写真をいただいていたのですが、ご紹介が遅くなってしまいました。クレパス設計のささきさん、お待たせしてごめんなさいですm(__)m

ご利用いただいた杉足場板は[３]－（1）【ブラウン系】です。
ただ、この材料はもう残り少なくなってしまいました(>_<)

いつもながらの完成された空間に私に拙いコメントは不要でしょう。
じっくりご覧ください。




























■建築概要　新築　在来木造２階建て
　　　　　　　　敷地面積：107平米　　建築面積：43平米　　　延床面積：104平米（31坪）
■設計監理　クレパス設計室　ささきすみえ
　　　　　　　　空間工房　結　　米本　範義（構造設計）
■施工　　　（株）解良工務店　

ご夫妻＋２人の男の子の住む家です。
ご主人は仕事に、奥様は子育てに奮闘する日々の中で、うるおいのある時間を過ごす家、また子育てを共に楽しみ、子供の成長過程が深く心に残る家になるようにという思いを受けて設計しました。
家の中心に視界がひろがるキッチンとみんなの図書室はご夫妻のこだわりの空間です。

冷暖房はなるべく使わない家を目指して、パッシブソーラーの「そよ風」を採用し、家の中を空気がゆるやかに流れて暑さ寒さをやわらげます。屋根の形は冬の南面に太陽光を効率よく受ける形状になっています。

内装はお寺で使っていた古材の杉板を、床だけなく窓枠や家具などにもふんだんに使いました。
キッチンの床に赤いタイルを貼ることが決まったことがきっかけで、壁にも色をつけることになり一緒に楽しく選びました。

クレパス設計室　ささきすみえ