カテゴリ:日本経済
クロニクル NTT株上場
1987(昭和62)年2月9日 27年前のことです前年の10月29日に、1株1,197,400円で一般に売り出されたNTT(日本電信電話)の株式が、この日東京・大阪・名古屋などの証券取引所に上場されました。 市場の買い意欲は強く、この日は買い気配のまま値がつかず、翌日の10日に160万円で寄り付きました。NTT株の売り出しは、希望する国民が応募し、抽選で買い手が決められたのですが、抽選にあたり、株式を購入した人は、短期間に、大きな利益を得ることが出来たことになります。 このときから、89年の大納会まで、平均株価はこれでもかとばかりに上がり続け、株価と地価を両輪とした資産バブルに、市井の庶民も巻き込まれ、一幕のユーフォーリアを演じたのですね。 NTT株は、庶民を巻き込むことに、大きな功績を残したことも事実です。 ところで、こちらは小降りになりましたがまだ雪が降っています。関東は昭和44年以来といいますから45年ぶりの大雪となっています。明日の雪かきが憂鬱です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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