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テーマ:お勧めの本(7394)
カテゴリ:小説
柴田よしきさんの作品
謎の失踪を遂げた夫・貴之のあとを継ぎ、探偵となった下澤唯。 十年の月日を経て偶然彼を目撃した唯は、 佐渡出身の渋川さわ子という関係者がいたことを突き止めた。 だが、さわ子はすでに死去し、 貴之はさわ子の娘・雪と一緒にいるらしいことだけ判明した。 夫は唯を本当に裏切っているのか? 細い糸をたぐり追跡を続ける唯は、 さわ子の友人だった佐野明子のもとを訪れた。 彼女はさわ子から、 死の間際に雪と貴之のことを記した手紙を預かっていたのだ。 明子も死の床についていたが、 唯の事情を知った彼女から、手紙の内容を明かされる。 どうやら貴之と雪は、人に知られてはならない事情を抱えているらしい。 失踪前日に起きたホームレスの不審死と関係が? 手紙を手がかりに、信州・蓼科へ向かった唯。 だがそこには、貴之の目元を残す美少女-小松崎ゆいが待っていた...。
観覧車 の続編にして完結編
観覧車よりものすごく読みやすくて引き込まれた。 作者の「進化」を実感
前半は主人公である唯以外の人物たちが しっかり描かれているけれど 段々唯と絡んできて 最後は唯の物語に帰って行く、という印象。
観覧車未読でも大丈夫とは書かれているが、 読後の方が断然よいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月27日 13時50分58秒
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