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2011年11月04日
カテゴリ：小説
新野剛史さんの作品
身内にだけはちょっと甘い、 武闘派極道の山根。
組長から押しつけられた今度のシノギは、 韓国スリ団相手の旅行代理店！
義理も人情も通じねえわがまま放題の顧客、 やくざよりも自分勝手な堅気の部下たち。
正直、すぐにでもこんな会社潰してえ。 だが待てよ、 人のために働くって、案外楽しいかも!?
連作短編集？ コメディ？
どちらも当たっているようでいて 外れているような・・・
ひとつひとつの物語の終わりに 何やらそれまでの話とは関わりのない 誰かの様子が描かれます
読んでいくうちに それらが一体誰だったのか 段々わかってくるように・・・
ですから 連作短編集のような長編になってます
家族を愛するヤクザのおじさん、山根 組長に心酔するヤクザのおじさん、山根 お仕事頑張るヤクザのおじさん、山根
頑張る山根には 共感を覚えたり・・
コメディな気持ちで読み始め 終わりに近づくにつれ ハードな印象
最後まで読んで 怖い人が２人
１人はなるほど・・・ そしてもう１人は、おっとビックリ 
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