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テーマ:お勧めの本(7394)
カテゴリ:小説
大門剛明さんの作品
伊勢神宮奉納全国花火大会の夜に殺人事件は起こった。 被害者は中学2年生の町村花歩。 犯人は元派遣社員・若宮忍。
花歩の母親、町村理絵はかつて若宮の恩師であり、 一人暮らしの彼を家族ぐるみで気遣っていた。 なのになぜ、若宮は凶行に及んだのか-。
やがて事件は意外な展開をみせ、 若宮と理絵に予期せぬ結末が訪れる...。
人は罪を本当に許すことができるだろうか。 自ら犯した罪を心から悔い改めることはできるのか。
更生したと思われていた若宮 彼の本当の気持ちとは!?
伊勢神宮奉納花火大会の夜に起こった事件 その後1年を経て 真実が明らかになっていく!
犯罪を犯した人の再犯と更生を描いています
息苦しいまでの 被害者遺族の気持ち 加害者の気持ち が 交互に綴られていきます
被害者と加害者が直接話し合うことで 問題の解決を図る試み 修復的司法
が 出てきます
読んでいて どうしても被害者の側に立ってしまうのですが 修復的司法・・・あり得るのでしょうか???
「嘘だろう?」 の気持ちが 拭い去れませんでした
そしてラストへ向けて
もうビックリ! それはビックリ! もうひとつビックリ!
かなりの衝撃でした
三重県の作家さん、三重県が舞台 ということで読みましたが そんなの抜きにして ナイスだったのでした~~!! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月22日 23時10分34秒
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