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テーマ:お勧めの本(7264)
カテゴリ:小説(高校生~)
堂場瞬一さんの作品
大学教授鹿野は学生運動時代のある「事件」を忘れられない。 教え子・石川には別の思いがあった。
1968年、 機動隊との衝突の最中、 1人の高校生が命を落とした-。 贖罪の刻、来たれり。
政治の世界 学生運動 1960年代の終わりごろ
今まで読んできた堂場瞬一さんの作品とは 随分違った印象の作品でした
語り部は二人
一人は大学教授 もう一人は市会議員
過去の学生運動で命を落とした高校生 彼の死の原因を探っていきます
謎解きがメインなんだと思って読んでいきました
しかし 最後まで読んだ時 この作品の主題はそんなところに無いと 気づきます
今の日本を作ってきた 今の日本の中枢にいる 人々への 大きなメッセージを感じました
また 日本人というものに対する 評価?
未知の世界がリンクした作品だったので 少々読むのがしんどかったですが 最後まで読んでよかった と 心から思ったのでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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