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テーマ:小説(1361)
カテゴリ:小説(高校生~)
帰還 [ 堂場 瞬一 ] 「あいつに何があったか、俺達は知っておくべきじゃないかな」 入社して30年―― 工場夜景の撮影中に、四日市市局長の藤岡裕己が水路に転落して死亡。 警察は事故死と判断したが、本当なのか。 藤岡とともに新人時代を三重県で過ごした同期三人が、 真相究明に乗り出す。 編集委員の松浦恭司、 初の女性役員になりそうな高本歩美、 何故か出世ルートをはずれた本郷太郎は、 それぞれ家族の問題でも悩みを抱えていた……。 仕事か、家族か、それとも……。 三重県が舞台なんですよ。 厳密に言うと 四日市市と津市が舞台。 主人公たちは関東方面の方々なのですが 彼らが新人の頃三重支局で勤めていて、 事件(?)が三重県で起こって 三重県のあちらこちらで取材しながら事件を追うという・・・ で 作者の堂場瞬一さんが 三重県まで足を運んで綿密に取材されてらっしゃったんだと ひしひしと感じた訳であります!! この方の作品には 舞台となるその土地の 街の様子や 名物(食べ物)の話なんかが いつもしっかり描かれていて 想像の手助けになっていたのですが まぁ、ここまで 現実に即しているとは!!! あの角を曲がると この駅を降りると あんな感じの風景が・・・ 全部その通り過ぎて ワクワクしてしまいます! どんなご褒美でしょうか!!! もちろんそれ以外にも 三重県民だからこその楽しみ満載でして 知っている町が舞台になるって とっても楽しいものだと知ったのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月08日 02時20分43秒
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