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テーマ:DVD映画鑑賞(14194)
カテゴリ:日本の映画
罪の声 豪華版 [ 小栗旬 ] 35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。 食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、 誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、 警察やマスコミまでも挑発し、 世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、 日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪ー。 大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬さん)は、 既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、 取材を重ねる毎日を過ごしていた。 一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源さん)は、 家族3人で幸せに暮らしていたが、 ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。 「俺の声だー」 それは、あの日本中を震撼させた未解決事件で 犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと 全く同じ声だった! やがて運命に導かれるように2人は出会い、 ある大きな決断へと向かう。 野木亜紀子さんが脚本を担当された作品なので それはもう見たくて見たくて 念願叶って 見ることができましたが それはもう大変見事でありました。 罪の声 (講談社文庫) [ 塩田 武士 ] 原作未読です。 グリコ森永事件を大まかな知識でしか知らない子どもも 一生懸命に見ていましたし 突っ込みも入れていました。 面白かったのは 見ていて 「自分も何かしなきゃいけない気分になった」と 視聴後、課題を仕上げていたこと。 一所懸命は 伝染するのですね。 登場人物がものすごく多いです。 それをわかりやすく仕上げているのがさすが。 その多い登場人物が 次々とどこかで見たことのある役者さん。 年配の役者さんは ものすごく懐かしくもあるんだけど 本当にその辺にいそうな佇まいで皆さん登場されて 何回、ちょっと待って!この人!!となったことか・・・ で、知っている役者さんが年を重ねている姿に 時の流れがしみこんでくるし、 メインの二人の会話なんかにも それぞれのバックボーンの違いが自然聞いて聞いて取れて それでも 同じ目的を持って動くんだって感が 伝わってくるし また、舞台がいくつもの場所になるのですが それも見ているだけで 風景やセリフで自然に分かるようになっているし 当時TVで出まくった場所が出てきた時には 記憶まで蘇りますし 当時を知る人がたくさんいる事件だから 昔と今の 小道具なんかが ちゃんと時代を感じさせるものが 取り揃えられていて 配役も脚本もロケハンも小道具も 本当に本当に 端から端まで ものすごく手をかけて 伝えることと感じさせることに 心を砕いて作られている作品なんだと ものすごく伝わってきました。 で、つい2回続けて見たのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月09日 23時56分22秒
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