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テーマ:小説(1361)
カテゴリ:小説(高校生~)
変な家 [ 雨穴 ] 知人が購入を検討している都内の中古一軒家。 開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、 間取り図に「謎の空間」が存在していた。 知り合いの設計士にその間取り図を見せると、 この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が 存在すると言う。 間取りの謎をたどった先に見たものとは……。 凄まじく久しぶりの小説は 子どものお勧めでした。 原作者の雨穴さんのYoutubeと合わせての お勧めでした。 その上に コミカライズも発売になり 変な家(1) [ 雨穴 ] 変な家(2) (HOWLコミックス) [ 雨穴(飛鳥新社刊) ] 仕舞いには映画化するということで 読んでみました。 本を開くと ちっと文字が大きめ で、殆どは会話 なるほど 元のYouTube 動画での表現を忠実に書籍化したなら こうなります。 あと これは親切だ・・・と思ったのは 間取り図 上に貼ったリンクどれを見ても登場しているように 本作品で重要なのは「間取り図」です。 登場人物たちがこの間取り図を見ながら ここはどうの、あそこはこうのと話す訳なんですが その該当箇所に間取り図がいちいち印刷されているんです。 時にはその全体が 時には話している内容に沿った一部だけが 何回でも何回でも何回でも。 これも 元動画と同じと言えば同じなのですが 小説でこれは初めての体験でした。 今まで私が読んだ小説なら 一番最初に間取り図が載っていて 読みながら何回も戻って見直し確認していたって気がします。 確かに本作品のやり方は 痒いところに手が届いています。 なんなら痒くなる前に掻いて貰っているかのごとくです。 文章での説明を極力まで減らし 会話だけで物語を進めるなら 確かにこの掲載方法は必須です。 しかし これは「行間」がめっちゃくちゃ広くて 人によって様々なものが見えるんじゃないか??? などとも感じられ 結局 映画が楽しみになった次第でございます。 参ったなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月22日 15時10分45秒
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