|
テーマ:最近観た映画。(40086)
カテゴリ:日本の映画
明治の末年。 佐竹玄蔵(吉田義夫さん)は殺人を犯してアメリカに逃げた。 玄蔵の友人高頭省三は犯人として捕えられ獄死した。 玄蔵はサクラメントで億万長者となり、 昭和十年ひそかに帰国すると 省三の供養のため、 友人の法然和尚(加賀邦男さん)の寺 妙光寺に三っ首塔を建立、 黒川弁護士(小沢栄太郎さん)に頼んで相続人を決めた。 やがて玄蔵は十億の遺産を残して死んだ。 昭和三十×年のある日、 玄蔵の 亡弟 善吉の娘の夫 上杉博士(宇佐美諄さん)は 黒川の訪問を受け、 亡妻の妹夫婦の子で夫婦の死後養女とした宮本音称(中原ひとみさん)が その相続人だときかされた。 相続の条件は 音称が省三の孫で行方不明の高頭俊作と結婚することであった。 遺産をめぐる人々には 善吉の息子で上杉には義弟にあたる佐竹建彦(三条雅也さん)、 玄蔵の亡弟彦太の末娘でバーのマダム明美(三浦光子さん)、 その支配人古坂(片岡栄二郎さん)、 彦太の孫で日舞師匠の笠原薫(浦里はるみさん)と妹の操(鶴実千子さん)、 同じく孫の女剣劇佐竹由香利(日野明子さん)、 キャバレーを経営する根岸姉妹(牧幸子さん、宮田悦子さん)と 義父志賀雷三(永田靖さん)などがいた。 1956年制作の映画 当然白黒 金田一耕助は片岡千恵蔵さん 私の知っている金田一耕助とは違って 髪も服もシュッとしてらっしゃるし、 女性の助手(高千穂ひづるさん)がいらっしゃる 私の知らない金田一耕助です 登場人物は 殆どの方が皆さん丁寧語をお話になりますし 白黒画面のせいもあってか 何だか見分けをつけにくかったです そこへ 登場人物は多いし 人間関係が入り組んでて訳分からないし 金田一事務所で 一瞬 家系図みたいな図が写ったけど 金田一耕助が 図を書いて確認するものを 登場人物が話す説明だけで分かるもんか!!! と なりましてございます 片岡千恵蔵さん演じる金田一耕助が 事件の謎解きのお話しをされる場面では そこはか・・・どころか がっつり時代劇な感じに妙に惹きつけられ 当時の車事情や 道路交通法(?)がどんなだったのかが ものすごく気になるカーチェイスのシーンは 特にお気に入りとなりました 昭和の古めの映画を見た時には 風景に目が行くのが常なのですが 本作は何だか それどころではございませんでした ちょっと古すぎだったでしょうか… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月10日 00時31分24秒
コメント(0) | コメントを書く
[日本の映画] カテゴリの最新記事
|