|
カテゴリ:クルマ&バイクのメンテ
ナゼかずぅ~っとお預かりしているままのTS90、巷でのお名前は『スズキ・ハスラー90』(1970年式)という。 コイツのオーナーさんがおっしゃるには 「思い立った時にはいつでも出動できるように完調を維持するよう管理していて欲しい。」 とのコト。 コレって、ボク、いわゆる『お抱え整備士』ってヤツ? 現在、大手を振って乗れるマシンを持っていないワタシにとって、この調子見という名分でバイクに乗れるというのは必ずしも面倒なコトではない、っていうかなかなか楽しかったりもする。 で、ホントに1か月おきごとにエンジンを掛けて町中をクルリと回ってきたりする習慣が出来つつあった、この一年ほどで。 今年に入り、直したトコロといえばキャブフロートの交換とスモールランプの球切れ(6Vバルブ)交換くらいなモノだったかな。 でもつい先日、そのルーティンになりつつある近場回りのためにコイツのエンジンを掛けまさに出発しようとした時のコトだった・・・普通にエンジンは掛かりいざ発進させようと1速に入れたのだが、まったく前に進まない、アレレッ??? シフトが1速にちゃんと入らないのかな?とチェンジレバーの左足元に目を向けたトコロ、地面にダラリと落ちているチェーンが・・・!!! クリップが外れているワケではなく、ものの見事にチェーンは破断していた。 何の前触れもなくチェーンが切れるのをワタシは初めて経験した、ってか走行途中でなかったコトに安堵すらした。 で、切れたチェーンの刻印を見て420の114コマと判断、早速モ○タロウさんにチェーンを発注。 発注を掛けた翌日の午前中にはもう到着。仕事終わりの夕方に取り付け作業に掛かる。 ハスラー90ってジェネレーターカバー(兼クラッチプーリー)もろとも外さないとドライブスプロケにアクセスできないんすね。 カバーを外すとジェネレーター周りのパッキンはキレイに残ったままになっていたので下手に破ってしまわないよう、そーっとそのままにしておくコトにする。 また、ドライブスプロケ後方の金属プレートカバーを外すとオートルーブオイルポンプが顔を覗かせる。50年前のモノとは到底思えないほどの艶やかさを保ったまま健気に今もしっかり仕事をしているようだった。 それから約20年後に生まれた我が3MAのオイルポンプともほとんど作りが変わってないのにも感慨深さを感じた。(分離給油の機構はほぼ30年間進化なかったのね。) 届いたのは420タイプの120コマのDIDスタンダードチェーン、コレの6コマ目&7コマ目のつぶし(カシメ)頭をグラインダーですっ飛ばし114コマとする。 ドライブ&ドリブンスプロケには最近話題のコレ(↑)を塗布、試してみたかったんです。 そして、おニューのチェーンを装着っ・・・ ・・・できなかった・・・なっ、ナゼ!? どうにもこうにも、スプロケの歯にハマんないワケです。 で、薄汚れた元々の千切れたチェーンの一部を拭き取ってあらためて確認する。 はい、『420』じゃなくて『428』でしたっ、やってもぅたぁーっ!!!(←ここでタイトル) 先ほども言いましたとおり、すでに切っちゃってるんですけどーっ(覆水盆に返らず) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月11日 09時50分47秒
コメント(0) | コメントを書く
[クルマ&バイクのメンテ] カテゴリの最新記事
|