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カテゴリ:理路雑然とした記録の断片(未整理)
3/25(土)
本日もオノボリサン状態で回遊。 あぁ、歩きすぎて 左足がやばい感じ。 日頃の運動不足を嘆く。 本日のゆるいテーマ 「外国人の視点で街を見てみる」 日本的な街の風景を 日本人の絶対認識の外側から眺めることで 見過ごしがちな街のオモシロさを見つけたいぞっ・・・と。 では始まり始まり。 朝9:00 ホテルをチェックアウト。 なんと気持ちの良い天気。 水道橋から九段方面まで のんびり歩く。 今日は武道館で、日大の卒業式らしく 華やかな集団とすれ違いつつ “靖国神社”に到着。 思ったほど大きくはないけど やっぱり厳かな雰囲気。 鳥居のある風景が個人的に好きなんだよなぁ。 敷地内にある“遊就館”という展示館に入る。 ここで思いのほか心揺さ振られてしまい 昼頃まで離れることができなかった。 わずか60年前に、日本を愛して 死んでいった人が山ほどいるという事実は こうやって“遺書”とか“遺影”とか 資料もろもろ目にすると あらめてショックです。 やっぱり来てみて良かった。 九段下に向かう坂道の途中で “昭和館”なる建物を発見したので覗いてみる。 企画展で 「ベルント・ローゼ写真展 ~ドイツ人特派員が撮った昭和26年の日本~」 をやってるではないか。 しかも無料。ラッキー(笑)。 場所がらなのか、昭和10年頃から30年くらいまでの “戦中・戦後”の実物資料をここで集めているらしい。 さっきの靖国も、ベルント・ローゼの写真もそうなんだけど 僕が心揺さ振られていたのは 戦争そのものではなく そういう歴史に翻弄される “一般の人の生活”と “街の風景の変容”。 皮肉なんだけど 翻弄されて、何もない時代なのに 表情豊かで、街に個性があって 人に“志”みたいなモノを感じ取ってしまう。 昭和再評価のムーブメントに感じる“魅力”も そんな部分なのかも。 13:00渋谷 東急文化村をちょっと覗く。 毎度感じることですが 土曜の渋谷は人が多すぎます・・・。 (うーん。ボヤキたくなる)。 福岡人の発言ですが “毎日が放生会状態”または “毎日が大濠の花火大会状態”でございます。 さらっと渋谷を後にして 三軒茶屋に移動。 15:00 世田谷パブリックシアターにて “山海塾”を見る。 先日の北九州での新作の余韻が抜けず 再演の“仮想の庭~うつり”を 追っかけ状態で(笑)。 まず劇場の雰囲気がいい。 3階から見たんだけど 外国の映画に出てくるような雰囲気 左右から半円描いて グッとステージを見下ろす心地よさ。 静かな興奮が体を包む。 街の喧騒とは無関係な1時間半が経ち また天児牛大さんのカーテンコールを見れて ハッピーだ。 終わった瞬間、ダッシュで渋谷に戻る。 (ここはタイトなスケジュールです。) 17:10 道玄坂のミニシアター“シネマQ-AX”で 映画“ナイスの森”を見る。 この劇場も素晴らしい。 椅子も皮張りでユッタリスペース 指定席なので並ばなくても安心。 映画は いや、ナイスすぎる分裂気味で ちょい不条理グロテスクなナンセンスな笑い満載の・・・。 人ごみは嫌いだけど こういうテイストの映画が身近に存在する 渋谷が少し羨ましい。 20:30 昨日からの独り遊びも そろそろ人恋しくなったあたりで 友達のS太郎クンとU作クンと“二子玉川”で合流。 いわゆるIT分野の仕事をしているこの二人と 飯を食べながら前半戦は かなり真面目に近況報告と仕事話 後半戦は酔っ払いの大騒ぎで ほとんど意味不明の話。 2軒目にS太郎クンの住んでる“溝ノ口”の居酒屋で 朝まで地元飲み。 そのまま、彼のマンションのソファーに 倒れこむように泥酔眠。 今日も楽しい一日ナリ。 「例えば男にはなりたくはないが 男のやることをやってみたい。 新しい発想が生まれるからだ。 (山崎ナオコーラ)」 あぁ、分かる分かる。 女性にはなれないけど 女性にしか分からない感覚に 興味がアルなぁ。 (みたいな話をさっきまでやってたような記憶が・・。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.26 09:33:14
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