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テーマ:旅のあれこれ(10108)
カテゴリ:歴史散歩
イギリスの道路事情で一番厄介なのは、大きいランナバウト(Runabout=環状交差点)です。
小さいランナバウト(Runaboutは適当に走り回る、気ままに走り回るの意)はすべて見通せますから問題はないのですが、環状交差点を延々と走らなけらばならない大きいランナバウトは、途中でどこをどう走っているかわからなくなるんですね。 標識ばかり見ていると、車線変更に間に合わなくなったりして行きたい方角に行けなかったりします。 わからなくなった人は、円の中心に近い車線を何回もぐるぐる回る必要に迫られることもあります。 中ぐらいの大きさのランナバウトは、何本目を左とか交差点侵入前に自分に言い聞かせて脱出するようにしています。 実は前の晩にホテルが見つからず迷子になったときも、ランナバウトで間違え続けました。 それとは別に苦手なのは、トール道路(有料道路)です。 以前は料金所に用意された籠にコインを投げ込む方式のときに、金額さえ合っていればいいだろうとばかりに20ペンスや10ぺンスなどの小銭を投げ入れてしまい、「1ポンドと50ぺンス以外のコインは受け付けられない」と注意された苦い思い出もあります。 この日(10月24日)は、オックスフォードを経由してイングランド中西部の湖水地方を目指したのですが、バーミンガムに出る手前でトール道路を使わされました。 使いたくなかったのですが、NAVIが誘導してしまったんですね。 「TOLL」の標識を見た時、「通りたくないな」と嫌な予感がしましたが、もう間に合いませんでした。 そこには「クレジットカードのみ。モバイルを使った支払いもできません」と書かれていました。 仕方なくクレジットカードで支払いをすませようとしますが、二種類のカードを使っても機械は認証してくれません。実は私の前の車も引っかかっていました。 そこでインターフォンで事情を説明します。 ここのゲートはすべて無人で、遠くにいる管理人とインターフォンで会話するしかほかに方法がないんですね。 結局、上下逆さまに入れても、スキャンをしても何をしても認証されなかったので、インターネットで払うように指示され、機械からその払い込み方法と料金が書かれた紙が出てきました。 確か料金は9ポンドぐらいだったと思いますが、「面倒臭いな」と思いながらもしぶしぶ指示に従いました。 そのようなトラブルがありましたが、車は順調に進みます。 途中のサービスエリアでトイレ休憩。 すっかり黄葉していますね。 こちらは鮮やかな赤の紅葉。 気温も13度くらいでしょうか。 イギリスでは、もうすっかり晩秋という感じになっておりました。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.11 12:10:03
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