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テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:気になる絵本
また寒さがぶり返した今日のような日には、南極のペンギンの絵本を。 この本は、むかし「MOE」という雑誌に紹介されていた時、表紙を見て一目惚れ?したモノです。だって笑っちゃいます。大まじめに傘をさして歩いているペンギンくん(寄り目ぎみになっている)、でもからだじゅう雪まみれ。 表紙を開くと、見返しにも、だまし絵みたいに面白いペンギンのイラストがいっぱい。子供たちはこれらの絵を見るだけで大喜び。 なかみは、くっきりした大きな絵がどーんとページを占めていて、 [左の絵]ペンギンは 遠目で見れば みな同じ。 [右の絵]でも 近くで見れば それはまちがい。 [左の絵]うじゃうじゃいる といわれている。 [右の絵]でも それは誤り。 ――ジャン-リュック・クードレイ文、フィリップ・クードレイ絵『まちがいペンギン』大沢類訳 と、左右の絵を見比べて笑える仕組みになっています。表紙の、役に立っていない傘をさすペンギンの絵は、 [左の絵]傘を持たない。 [右の絵]使うワケなんてあるの? というページに再登場します。 どのページのペンギンも、まじめくさった寄り目顔で、セリフなんかもなく、人を食った感じがして、とっても笑えます。訳文がちょっと難しくてルビもないけれど、絵を見て説明してあげれば、小さい子でもじゅうぶん楽しめます。 うちでは読みすぎてボロボロになり、背表紙をガムテープで補強してあります。 このあいだ図書館で、姉妹版の『まちがいネコ』を見つけて読んでみました。が、残念ながらこちらは、いかにも二番煎じで、あまり面白くないです。 さらに今、検索してみたら、『まちがいペンギンあんこーる』というのがあるそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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