さて、せっかく来た奈良です。今まで行ったことの無い処へ行きたい! 柳生の里へ行きたいと思っていました。柳生へは、正倉院の脇を通って。国道369号線へ出ます。途中、円成寺前を抜けて、大柳生へ。そして、柳生町へ出ます。
柳生町。ここは奈良市柳生町なのです。柳生といえば、柳生一族ゆかりの地。しかし、ここが奈良のそば。もっと言えば市内であるとはあっしも知りませんでした。柳生町には、一族の墓や一刀石、十兵衛杉(これは枯れている)など、柳生一族ゆかりの場所があります。 ここは、旧柳生藩陣屋跡。柳生城の跡です。しかし、何もないところです。せっかく来たのですが、何もないのにビックリするくらい・・・ それくらいの素朴さがいいのかも知れません。
帰り道、お腹も空いたので、先ほどの円成寺となりの茶店に立ち寄って腹ごしらえ。このお寺の庭が、実によいのです。とんだメッケもん。秋を堪能できる風情に巡り会えました。 しかし、奈良市街から柳生まで距離は18Kmありました。いくら、春日大社、春日山から裏道があるにせよ。簡単に歩ける距離ではないと思います。
さて、ヨメが奈良でどうしても立ち寄りたいというのが、古梅園。ご存知の方もいらっしゃるかも。墨のお店ですね。奈良は椿井町にある古梅園の店構えです。ここの墨が、これが実に値段が高いのですが。ヨメは、買っていましたよ・・・
もう一か所くらい奈良で・・・ そうだ!平城京遷都1300年! 来年が、遷都1300年ですね。来年は、奈良で遷都祭があるそうです。その平城京の門が再建されつつあるというので行ってみました。佐紀町側にある大極殿正殿は工事中で入れそうもなかったので、二条大路側の朱雀門に行ってみました。これが朱雀門です。 この朱雀門から大極殿方向を見ると、何と目の前を近鉄奈良線が通っているのですね。朱雀門下からの眺めですが、遥か彼方の復元中の大極殿門をバックに通り過ぎる近鉄特急(?)です。
京都へ戻り、宿は三条烏丸のホテルです。何とも、古都京都に似つかわしいモダンなホテルの外観です。
この辺りは、京都駅からまっすぐ烏丸の通りに接して姉小路、三条、六角、蛸薬師といった通りが交差しています。なにやら、あの唄のようです・・・まずは通りの名にもなっている、紫雲山頂法寺六角堂です。開祖は聖徳太子だそうです。中京区は都心ですね。お寺がビルに埋もれそうです。これは三条通りです。三条通といえば、蹴上から山科へ至る大きな通りですが。この辺りでは、こんな通りになっています。そして、四条河原町にある京都高島屋の地下食品売り場。デパチカの和菓子売り場です。阪急電車の改札からデパートへ入ってすぐの辺りです。午前中だったもんで、あまり人が見えません。
今回の奈良・京都の旅、最後のフォトは車窓から撮った、蹴上・関西電力発電所脇の風景です。すぐ裏は南禅寺ですが・・・ 秋ですね・・・ そして、京都南ICから一路、帰途に着きました。帰路は、横浜までETC1,400円でした。