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カテゴリ:ひみつ
昇段試験3回目。
初めての場所。 四段だけの審査。 そして猛暑。 条件はみんな同じだよ。 試験官の先生が一番つらいんジャン?と本当に思うのデス。 思ったとおり、最初の立ち、5番。落ちです。 あまり汗をかかないジブンが汗、だらだらです。 でも思ったより落ち着いて審査が進みます。 襷がけも順調。 早矢もちゃんと落ち着いて出来ました。 もちろん、乙矢も。 緊張で震えたし、どきどきだったし、暑くてしんどかったけどちゃんと「自分のやるべきこと」は出来たつもりです。 それで当たらなかったということははっきり言って「力不足」それだけでしょう。 「当たればね」といわれ続け、死ぬ気で気合を込めろといわれ、それでも当たらないのは力不足以外の何者でもないでしょう。 正直、落ち込みます。悔しいキモチもモチロンあります。 でも。 終わって戻ってきた時のあのホッとした気持ち。 すでにプレッシャーでつぶれていたのかもしれません。 外れたときは流石に目の前が真っ暗になりました。 本当に視界に何も映らなくなり叫びだしそうでした。 それでも最後まで所作を怠らずに退場できたのは不思議な気がしますねぇ。 どこかで力不足というのを判っていたのかもしれません。 また明日からオケイコしなおしデス。 でも ちょびっとだけ落ち込みたい。 すべてを忘れて休みたい。 終わってみてどれだけプレッシャーでジブンが追い込まれていたのかがわかりました。 一度、リセットしてまた挑戦したいです。 帰りのバスを待ちながら、次に弓を引いているジブンを思い描いておりました。 仲間の合格者に惜しみない祝福を送れたし、共にダメだった仲間にも再びのリベンジを約束したし、意外と冷静よね、ジブン。 すぐにでも弓を引きたいジブンとゆっくり休みたいジブン。 ふたりがキモチを引っ張り合います。 ま。すこし休みましょうかね。 イヤなこともシンドイこともセツナイことも全部弓のせいにしてごまかしていましたから、少しはジブンを労わってやってもイイカナ。 都合よく「至急精密検査」のお知らせも届いているしね。 「シンでもいいから当たりたい。合格したい」と思った気持ちの裏にある、現実逃避を眼前に突きつけられた気もします。 モンダイをすり替えずちゃんと向き合わないとダメだと言われた気がします。 弓を逃げ場にしてはイケマセン。 でも今週一杯くらいは泣き暮らしたいくらい程落ち込んじゃったんだよ。本当に。 四段ってのはスタートラインなんだもん。 本気で弓をやるならね。 三年前。 ただただ弓が射きたかった。 それだけだったんだけど、良い師に恵まれ「昇段」というゴホウビを覚えました。 師の指導のお陰で順調に昇段し、本気でやるならココよね。というところまで来ることができました。 でもここがやっぱり遠い道のり。 「師の期待に応えたい」 今はコレダケです。 見捨てられたくはナイです。 期待に応えて「新しい世界」を見たいです。 欲も出ました。 唯一ジブンがジブンの力で切り開く場所ですもん。進んで行きたいデスネェ。 まだ前を向けそうもないです。 しばらくはへこんで落ち込んで自暴自棄かもしれません。 でもやっぱり愛しい弓と共に新しい世界を目指すのです。タブン。キット。…出来るカナ。 だって。 こんな私にも応援してくれるヒトが少しはいるのです…気のせいかもしれませんが。 師は「楽しみだ」とおっしゃってくれました。 ワタシにではないかもしれなかったけど、師の喜ぶ顔を見たいです。 なんか泣けてくるなぁ。ジブンのだらしなさに。 今日は弱弱。 もう辞めときます…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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