こんなのが無茶なことだと思ってた?
私の美容室は3府県またぎのちょっと遠いところ。昨日ほどそれを悔やんだことはありませんでした。奈良在住の私ですが、かかりつけの美容室は兵庫県にあります。元々奈良の美容院にいた美容師さんが兵庫県で独立したのでそれについていったために3府県の境をまたいでいくことになりました。と言ってもバスと電車ですからゆっくりと読書ができるいい距離です。と思っていました。昨日までは。でも実際はバスや電車以外に歩かなければならないのです。バス停まで5分。バスから電車への乗り換えが3分。大阪について2度の電車の乗り換えにそれぞれ5分と15分。駅から美容室まで10分。合計して30分あまり。歩くタイミングが分散していますし全然なんということのない歩行時間。と思っていました。昨日までは。それが椎間板ヘルニアによる座骨神経痛で脚が痛い患者にとっては地獄だったのです。それほど痛みが強くないときに予約をとったので、歩く苦しさについてはあまり考えていませんでした。なんのなんの。まず家からバス停まで行く5分がつらいこと。自宅からバス停まではずっと上り坂です。昨日は休み休みで7、8分かかりました。バスを降りてからは、改札を通りホームに上がるのにこれまではエスカレーターを使わずに階段を専ら使っていました。昨日は生まれて初めてコンコースからホームに上がるエレベーターを使用。電車には2回乗り換え、計3本使います。最初の電車は割りと空いていたので座れました。乗換駅で降りるとなんと!次に乗る電車が人身事故のため運転見合わせ中。別ルートを使わざるを得なくなり、1本余計に電車に乗ることになりました。その電車も何とか座れました。しかし、その次の電車は事故のためか混んでおり立ちっぱなし。立つというか、ハンドレールにつかまって半ばぶら下がり状態で10分あまり。優先座席の無意味さを初めて知りました。最後の電車に乗るには広いターミナルの移動があり、エスカレーターやエレベーターをフル活用。目的地の駅に着き、そこにもエレベーターがあることを初めて知りました。駅から美容室までは普段なら徒歩10分。でも昨日はトホホの15分。歩き始めて5分で駅からタクシーを使えばよかったと後悔しました。帰りもまたそれだけの行程を歩いたわけですが、おかげで昨日は歩数がグンと増えていました。毎日走っていた頃は15,000から20,000を越えるときもざらでしたが、最近は気をつけておとなしくしていたので多くて2,000歩台。自宅でいるときは1,000歩台でした。でも昨日は7,800を越えていて「とにかくおとなしくしていること」というお医者さんにはこっぴどく叱られる(たぶん)距離でした。あー、バカなことをしたな。歩くのがこんなに大変なことだったとは。今日は家で静かに静かに過ごします。現在の歩数 468。