新国立劇場「フィガロの結婚」関連講座のお知らせです(ギリギリですみません。。。。)
前回、新国立劇場の「トスカ」の感想を書いたブログにも書きましたが、来月の新国立劇場公演は、「フィガロの結婚」。 アンドレアス・ホモキの演出による、これも新国立劇場定番のプロダクションです。 積み上がった箱がメインの舞台装置はシンプルですが、それが崩れていく様子は、フランス革命前夜の当時の空気を的確に表しています。凝った衣装も見ものです。 コロナ禍の緊急事態宣言で、キャストは気になるところですが、外国人キャストが2名ほど来られなくなったくらいで、水準は予定されていたキャストとほぼ変わりません。アルマヴィーヴァ伯爵役のヴィート・プリアンテは、モーツァルトの諸役で活躍し、あのクルレンツィスとも共演している旬の歌手ですし、「トスカ」のスカルピア役で好評を博したダリオ・ソラーリがそのまま止まってフィガロ、というのも嬉しい限り(多分こちらの方が向いています)。そしてなんといっても、イタリアを中心に世界で高い評価を受けるメッゾ・ソプラノ、脇園彩がケルビーノを歌うのが魅力です。脇園さんは新年早々来日し、隔離期間を経てリハーサルに入っているそうです。妻屋秀和、大隈智佳子、臼木あいなど、他の日本人キャストも充実しています。 指揮は、オペラを多く振り、モーツアルトも得意とする沼尻竜典マエストロです。 毎年この時期は、学習院大学のさくらアカデミーで、オペラ鑑賞を前提にした作品解説講座を行っています。 昨年は、新国立劇場の「セビリアの理髪師」でしたが、今年は、ストーリーとしては「セビリア」の続編である「フィガロの結婚」を取り上げます。 いつもですと、対面で講座をやり、その後日、日を改めて鑑賞会、そして観賞後は懇親会というスケジュールなのですが、今回は講座はオンラインになりました。 2回分を1日でやりますので少々長くなりますが、オンラインなのでご自宅でくつろいでお楽しみいただけるかと思います。もちろん、講座だけのご参加も可能です。 講座の詳細はこちらからご覧ください。ホームページでは受付を締め切ってしまいましたが(汗、申し訳ありません)、お電話ではまだ受け付けているそうです。 また、講座受講の方のためにチケットは確保してありますが、それもホームページ上は締め切っておりまして、週明けくらいまででしたら手配可能だそうです。恐縮です。。。 さくらアカデミー「フィガロの結婚」鑑賞講座 学習院さくらアカデミーの連絡先は以下です。 学習院さくらアカデミー 電話03-5992-1040 新国立劇場「フィガロの結婚」公演の詳細はこちらです。 新国立劇場「フィガロの結婚」