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映画ドラマ・千一夜

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January 28, 2006
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カテゴリ:韓国ドラマ
総合点:95 お勧め度:★★★★★
(ストーリー展開)=9.5 (格好良さ)=10 (インプレッション)=9.5

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●2003年度 韓国ドラマ(SBS)
●遂に見てしまいました!!! 或る人のホームページで五ツ星だったので期待していたのですが、良かったですねえ・・・。
 NHKはさすがに実力がありますね。良い作品を選んできて放映しています。(費用も大変だと思うけれど) 冬ソナのヒットと言い、チャングムの誓いと言い、このオールインといい、目がしっかりしていて、驚きです。
●キャスト
◆キム・イナ(イ・ビョンホン)・・・賭博師の叔父(本当の叔父ではない?)キム・チスに育てられる。時にかっぱらいグループに加わり詐欺にも加わったりするが、ヤクザには屈せず対抗し、友情にも厚い。高校生の時にミン・スヨンに出会って、人生が変わる。天性のギャンブラー。
◆ミン・スヨン(ソン・ヘギョ、少女期=ハン・ジミン)・・・チョンウンの父親が経営する映画館の映写技師の娘。母から形見として貰ったオルゴールを大切に持っている。気丈で日本語や英語に堪能な賢い娘。
◆チェ・ジョンウォン=チョンウン(チソン)・・・手広く遊興産業を営むチェ・ドファンの一人息子。高校時代にイナとクラスが同級で、友人となる。ラスベガスで学び、のち、シーワールドグループの社長に。
◆ソ・ジンヒ=ジニ(パク・ソルミ)・・・オアシス・グループ総帥ソン・スンドン会長の一人娘。将来を嘱望され、ラスベガスでホテル業を学ぶ。ソン・スンドンの部下であったチェ・ドファンとその息子・チョンウンに、若い頃に出会っている。彼女はチョンウンに、節度ある想いを寄せるが。
●賭博師のキム・チスに育てられた孤児イナは方々の旅で、叔父のいかさま相手の花札の手を見抜く役を続けることから、人の表情を見抜く技量を身につける。高校時代、二人で逃げる列車の中で、可愛らしい少女・スヨンに出会い、心惹かれる。彼女のオルゴールがイナの仲間に盗られるが、イナはそれを返しに行く。
 一方、強引な手法でのし上がるチェ・ドファンの息子・チョンウォンは、父の手法に反発しながらも裕福な家庭で不自由なく育つ。
 高校に一年遅れで戻ったイナはチョンウンと出会い、暴力団に連れ去られたスヨンを助けるなど、友情をはぐくむが、チョンウンの発案で暴力団の倉庫に火をつけたことから、人生が大きな転落を始める・・・。
●物語の構想設定が大きく、登場人物も豊富。難しい裏の世界の事情にもかなり通じ、花札でのルールやいかさまの方法、ポーカーやブラックジャック・カジノの実態など、華やかな世界の表裏もよく分かっていて、物語は大変分かりやすく描けている。
 真面目でお嬢さんのスヨンの性格描写や、彼女を愛するが「悪(ワル)であること」を自覚するイナの彼女への遠い辛い想いの描き方や、友人の想い人でありながらも自分でもスヨンを恋してしまうチョンウンの控えめに見えるけれど強引でもある心の描き方も優れている。
●また、物語の進行の速度と場面展開が非常にマッチしていて、思い入れたまま物語に没入できる。中盤で、物語の場面切り替えに使われる踊り子達の場面やホテルの遠景が、何度も似たものが使われ、この辺りは気になるところだが、ビデオで一気に見ることを想定した切り替えではなく、週二回の放送で先を送ってゆくテレビドラマだから、まあ、許せる範囲か?
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◆イナが、勤めるホテルに遣ってきたギャンブラー=マイケル・チャンの挙動から彼の欠点を見抜くところとか、ポーカーについて語られるところとか、面白い場面も幾つか出てくるし、ヤクザものとの拳闘シーンでも主演のイ・ビョンホン・シーは凄い敏捷な動きを見せ(足が頭より軽く上に上がる!)、軽快・爽快感があります。
 前半、イナが犯罪を犯し、社会的には正当な好男子という訳ではないので、物語にずっと重いものが立ち込めて辛いですが、それを抜け、後半に入ると「晴天下での稜線歩き」にも似た爽快感が出てきて、楽しめました。
 また、随所、イナは「格好いい」場面を見せます。これぞ、映画(ドラマ)!
 「チェジュ(済州)島やアメリカラスベガスでの大掛かりなロケ収録、豪華なキャスティングなど、スケールの大きさで話題を集め、ダイナミックなストーリー展開で幅広い支持を獲得した」というのも頷けます。原作は、実在のギャンブラー、チャ・ミンスの波乱万丈の人生を描いた小説「ALL IN」(ノ・スンイル著)。
★(特別な感想)★
 少女時代のスヨンを演じるハン・ジミンさんが、キュートで非常に素敵です。彼女はチャングムの誓いでは、後半にチャングムの親友となる医女・シンビ役で出てくるのですが、この人、僕の小学4年の時の同級生の女の子にそっくり。初めてみたとき、あんまり似ていて驚きを隠せませんでした。(第三の男の感想でも書いたけど、その少女です)
 人間には不思議な心理があるようで、こういう場合、「困ったちゃん状態」に入ります。つまり、彼女が場面に登場すると、安心してドラマに没入できなくなる、ソワソワしてしまいます。
 たとえば、家族の誰かが舞台に立って歌を歌うような場面ってありますよね。こういうとき、なんか非常に心配になるというか、ソワソワするというか、安心してみていられない状態に入る。これと同じことが、ハン・ジミンさんが出てくると起ってしまいます。
 おそらく誰しもそうだと思うけれど、9才頃までに、その人の思う「美の原型」みたいなものが、頭の中で(心の中で)決まってしまうのではないかと思います。僕の場合は、その原型はその少女で(初めて女の子で好きになった人なので)、よって、ハン・ジミンさんんが或る意味の美の原型です。
 無論、ルーブルのミロのビーナスは凄い美人だし、エリザベス・テーラーとかオードリー・ヘップバーンだとかチェ・ジウさんだとか物凄く綺麗だったりキュートなのは分かりますが、そういう人から感じるものとは全く種類の違うものが、彼女からは感じられてしまう。まあ、これはもう頭の中でしっかりした反応として固定化されているようで、仕方がないです・・・。
 そういう訳でソン・ヘギョさんも大変素晴らしかったけれど、少女時代の方がインプレッションが強かった。
 ソ・ジニ役のパク・ソルミさんは冬ソナ同様、主役ではないですが、ここではかなり性格の優れた有能な女性を演じます。どこかで主演を遣ってもらいたいですね!(結構、ファンです)





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Last updated  July 30, 2011 04:13:30 AM
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