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映画ドラマ・千一夜

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November 30, 2013
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カテゴリ:本の紹介
評点 ★★★★ 最初と最後が面白い

【送料無料】謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか? [ 栗田昌裕 ]
●内容
 飛翔距離数千キロにも及ぶ不思議な蝶アサギマダラ。アサギマダラに魅せられた著者による自然のロマンと驚異に満ちた一冊。
●感想
 新聞書評に載っていたので買って読みました。小説も力作を読むのはそれなりに面白いのですが、事実に基づくものは、もっと面白いです。
 この本は、アサギマダラに魅せられたお医者さんの、アサギマダラの旅に関する調査の結果を纏めたものですが、専門はお医者さんなので、誘引物質や飛翔における物理的な考察にはそれほどの深い解説はありませんが、生命体は、どんな生命体でも一種命として互いに通じている基本原理みたいなものがあることや、心、が通じ合う感じがどこかにあるのは、私も日頃感じていることで、同じ考えをされている方がおられたのには、嬉しく思いました。
 そもそも、犬がどうして人間の考えていることが分り、人間の子供と同じような行動が出来、しかもこちらの言うことがちゃんと分るのか、私には物凄く不思議で溜まりません。表情も人間より豊かで、嬉しかったりションボリしたり、悦に入ったり反省したり、まあ、その表現の広いことにはビックリしてしまいます。ヒラメの目、なんて芸当もしてくれたりします。
 なので、蝶にもそういうのがあるのは予感できます。僕は蝶ではアゲハが好きです。子供の頃、家にカラタチの小さな樹があって、そこで孵化から飛翔まで観察が出来ました。成蝶の姿は美しいです。さなぎから出てくるときに、少しはにかみ、みたいな表情を見せる。その辺りも、凄く素敵だなあ、と思っています。
●アサギマダラは、信州の田舎ではよく見かけましたが、東京では見るのは難しいですね・・・。
●本の中間は調査に関する項目が多くて、だいぶ読み飛ばし加減でしたが、最初と最後は納得する部分が多かったです。





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Last updated  November 30, 2013 07:45:17 AM
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