970056 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

映画ドラマ・千一夜

映画ドラマ・千一夜

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
March 30, 2020
XML
評点 ★★★☆ 事件の主題に関しては独創性のある着想だと思いましたが、主人公のライバルの女優が登場する設定やセリフなどはだいぶ無理がある感じがしました。

クリスタル殺人事件 [DVD]
●1980年度 イギリス映画 監督:ガイ・ハミルトン 脚本:ジョナサン・ヘイルズ バリー・サンドラー 原作:アガサ・クリスティ「鏡は横にひび割れて」 出演:
◇ミス・ジェーン・マープル/アンジェラ・ランズベリー 田舎に住む老婦人
◇マリーナ・クレッグ/エリザベス・テイラー 有名女優
◇ジェイソン・ラッド/ロック・ハドスン 映画監督 マリーナの夫
◇エラ・ジリンスキー/ジェラルディン・チャップリン ジェイソンの助手
◇ローラ・ブルースター/キム・ノヴァク グラマー女優 マリーナの天敵
◇マーティ・N・フェン/トニー・カーチス プロデューサー ローラの夫
◇ダーモット・クラドック/エドワード・フォックス スコットランドヤードの警部
●あらすじ
 イングランドの片田舎で、往年の大女優=マリーナが久しぶりに出演する映画「スコットランドの女王メアリー」の撮影が行われようとしていた。長期滞在する予定の撮影隊、それを歓迎する村のパーティが開かれるが、その最中、マリーナファンの女性が死亡する事件が起こる。死因は彼女が飲んだカクテルの中に入れられた毒によるもので、ロンドンからマープル女史の甥の警部が捜査に出向いてくる。
●感想
 事件の起こるまでの描き方は上手くて、なかなかの展開です。事件に関する真実の解決も上手いのですが、映画としてのプロデューサーやローラの描き方、その登場意義などは今一の感があったです。もっと強い動機を感じさせる登場人物の、しかもどこか謎めいた不可解さが漂わないと、ああ、解決! の満足感的な感じが最後に残りません。
●さて、大きな障害を残す病気を他人に移してしまった側には、罪がありますかね? 昨今の新型肺炎も、2番目以降に掛かった人は被害者と加害者が同一人物になっていて、次にうつされた人が死亡したからと言って、罪には問えない・・・。こういう病気というのは、本当に遣り切れないものですね。
 新型肺炎に対して、若い人は症状が軽い、という報道に、気楽に考えている人が多いかもしれないけれど、うつされた側はこの事件のように殺害動機にもなりえる気がします。アメリカ流に言えば、訴訟問題か・・・。兎に角注意して、感染しないようにするしかないかと思われますが、それにしてもそれにしても、何とか解決への一歩が進んで欲しいです。
●キム・ノバクさんはここではグラマー女優の役で、少し下品な女を演じてますが、「ピクニック」ではもっと魅力的な娘だったような記憶が・・・。もう一度、ピクニックを見てみますかね?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 30, 2020 09:31:20 AM
コメント(0) | コメントを書く
[サスペンス・アクション] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.