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映画ドラマ・千一夜

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July 16, 2020
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評点 ★★★★ ストーリーはシンプルですが、あの当時としてはよく出来た映画かと思いました。

【中古】 眼下の敵::スタジオ・クラシック・シリーズ /ディック・パウエル(監督・製作),ウェンデル・メイズ(脚本),D.A.レイナー(原作),リー・ハーライン(音 【中古】afb
●1957年度 アメリカ映画 監督:ディック・パウエル 脚本:ウェンデル・メイズ 原作:D.A.レイナー 出演:
◇マレル/ロバート・ミッチャム アメリカの駆逐艦の新任艦長
◇軍医/ラッセル・コリンズ 駆逐艦の軍医
◇ウェア/デイビット・ヘディスン 駆逐艦副長
◇シュトルベルク/クルト・ユンゲルス ドイツの潜水艦(U-ボート)の艦長
◇ハイニ/セオドア・ビケル Uボートの専任士官
◇クンツ/アラン・ラ・サール Uボートの新任少尉
●あらすじ
 第二次世界大戦下の南太平洋。アメリカの駆逐艦「ヘインズ」に民間人出身の新任艦長が遣ってくるが、船長室に籠りっきりのため、船員たちは「船酔いの素人」と呼んでその資質を疑っていた。そんな折、近くにドイツのUーボートが浮上航行しているのが見つかり、ヘインズは一戦交えるべく急行する。
●感想
 表題は、飛行機での空戦ストーリーを思わせますが、原題で使われている用語は「BELOW」であり、潜水艦をターゲットとした第二次大戦での戦いのストーリーです。登場するのはアメリカ軍の駆逐艦とドイツ軍の潜水艦の2隻のみ。1対1の決闘でのストーリーであって、その辺に渋さがあります。アメリカ/ドイツ両軍のどちらかを悪者とはせず、両者を公平に扱っている点では評価できます。
 艦長同士の心理戦が重要なファクターになり、相手の武器を知り、いかにそれを先に使わせてしまうかに心が注がれる。また、何かの任務を追っているがために、この航路に戻るだろう、とマレルが予測して計算、待ち伏せするなど、なかなかシナリオは良く書けてました。
 それにしても駆逐艦の放つ爆雷の威力の凄いこと・・・。あれでは艦艇は一つ受けただけでも持たないのではないかと思いました。戦争は辛いですね。軍事指導者たちが戦争を煽動して若き兵たちを戦わせている事情が背景にあるにしても、現場にいる兵たちは、厳しい軍律の元で全力を尽くすしかありません。互いに最善を尽くして戦った結果は双方撃沈になるのだけれど、その後、同甲板で過ごすこの先に、憎しみ合いではない紳士的な対応が予測され、希望は感じられました。





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Last updated  July 16, 2020 10:49:01 AM
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