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映画ドラマ・千一夜

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September 9, 2020
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評点 ★★★☆~★★★★ ちょっと古い感じの映画だけれど、見やすいですね。有名な作品。

【中古】期限)オデッサ・ファイル 【DVD】/ジョン・ボイトDVD/洋画サスペンス
●1974年度 イギリス・西ドイツ合作映画 監督:ロナルド・ニーム 脚本:ケネス・ロス ジョージ・マークスタン 原作:フレデリック・フォーサイス 出演:
◇ペーター・ミラー/ジョン・ヴォイト 西ドイルのルポライター、ジャーナリスト
◇エドゥアルト・ロシュマン/マクシミリアン・シェル 元ナチス親衛隊の大尉 捕虜収容所長
◇ペーターの母/マリア・シェル
◇ジギー/メアリー・タム 踊り子 ペーターの恋人
◇クラウス・ベンツァー/デレク・ジャコビ
●あらすじ
 西ドイツのルポライターであるペーターは、ケネディ暗殺事件が起こった頃、或る老人の自殺事件に出くわす。その日記を読む機会があり、彼がオストラントの強制収容所から帰還で来た数少ないユダヤ人帰還者であり、その時の残虐な収容所長エドゥアルト・ロシュマンが司法の追及を逃れて国内で堂々と生活していることを知る。ペーターは真実を追求しようとして動き回るが、誰にも知られない秘密組織が彼の命を狙うようになる。
●感想
 有名な映画ですが、見ていなかったと思います(この頃、昔の記憶が定かでない)。その昔、フレンチコネクションという麻薬捜査に関連する映画を見ていて、それに似た筋なのかと思っていたのですが、そうではなくて、ナチスドイツ時代の強制収容所での組織的虐殺事件が関与するお話でした。
 俳優さんは幾分か地味な感じの人ですが、これがよく嵌っており、イスラエルの機関の協力を得て変装し、謎の組織となっている「オデッサ関係の者たち」の組織に潜入しようとする辺りは、緊迫感が上手く出せています。場面としては、偽造パスポートを作ってもらおうとする印刷所での場面が良く、この辺りのシーケンスは上手い。また、警察関係にもかつての親衛隊仲間が追及を逃れて潜んでいることや、昔の軍で共に戦ったものたちが、一種独特の優越感を持って集う組織などが登場して、人間の奥底を上手く表現しており、人間の心っていうのは恐ろしい面があるな・・・、と思わされざるを得ませんでした。
 全体的に纏まりがあって、見やすい映画です。この種の映画の原点的な作品かと思いました。





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Last updated  September 9, 2020 09:26:43 AM
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