65歳位上の総資産平均4743万円!
財産相続、遠い親戚の医者家族が父親の残した遺産をめぐり10年をかけた裁判で、長男の嫁が書いた遺言書?(誰が見ても父親の字ではない)が認められ、奥さんには遺留分のみが支払われました。65歳以上の所有する総資産は平均で4743万円もあるそうですが、骨肉の争いを見ていると、お金を持っているほど不幸に見えます。驚き! 65歳以上シニアが所有する、相続対象の資産総額は平均で4743万円!! 旭化成ホームズはこのほど、7月第4日曜日の『親子の日』にちなんで実施した「親と子の財産相続に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、2013年7月5日~6日の期間に行われ、親世代に向けた調査では312名、子世代に向けた調査では328名から有効回答を得た。回答者の属性は、親世代が子どもがいる65歳以上、子世代が65歳以上の親がいる30歳~49歳となっている。財産相続についての不安や心配事の内容を見ると、親世代では「相続税を多く取られそうで心配」、子世代では「財産相続のことについて話すきっかけがない」が最多。また、子世代では「財産相続のことが難しくてよくわからない」、「相続税を多く取られそうで心配」が上位に入り、知識不足からくる不安や心配事が多いことがわかった。財産相続の方法について実行または検討していることとしては、「財産相続方法を盛り込んだ遺言書を作成」が最も多く親世代で66.1%(「すでに実行している」と「検討している」の計、以下同)、子世代で50.6%。次いで「生前贈与を行う」となり、親世代で54.1%、子世代で50.6%となった。親世代が所有する土地や建物の平均想定評価額は3,047.6万円。最も割合が高かったのは「1,000~1,999万円」で18.4%。2,999万円以下の合計は45.4%、5,000万円以上は14.4%、1億円以上は5.0%だった。土地や建物、預金、株式などの金融資産と生命保険までを含めた大体の財産総額の平均は4,743.3万円。割合が最多となったのは「3,000~3,999万円」で11.5%。5,999万円以下の合計は48.8%、1億円以上は11.0%、2億円以上は3.9%となった。【関連記事】 相続税の最高税率を55%に、基礎控除は「3000万円+600万円×法定相続人数」 自由民主党と公明党は24日、2013年度税制改正大綱を発表した。これによると、2015年から、相続税の基礎控除について、現行の「5,000万円+1,000万円×法定相続人数」を「3000万円+600万円×法定相続人数」に引き下げるとともに、最高税率を55%に引き上げるなど、税率構造の見直しを行う。