コーヒーのシロップがしっかり浸み込んだビスキュイ・ジョコンドとクレーム・オー・ブール・カフェ(コーヒーのバタークリーム)、ガナッシュが薄く何層にも重なった長方形のフランス伝統菓子『
オペラ』のことを、ずっとチョコレートケーキだと思っていました。
でも、今回の
オペラ(食べ比べ)の会に参加して、単なるチョコレートケーキではない!と、はじめてわかりました~。
と、ここまで食べてきてそう悟った時に、今回唯一の“ショコラティエのオペラ”が登場!
トップショコラティエの土屋公二シェフはどういう切り口で作られるのか、味は?食感は?
ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ
形はクラシックな細長長方形。ほっとします。
さてさて、お味は…。
上掛けは板チョコ状にかたまっていて、まずそこからしっかりチョコレートの味が。
底にも薄くチョコが塗ってあります。
本体は軽い。でも、軽すぎない。
口当たりは軽いけれども消えていくのではなく、はっきりチョコレートが主張してくる。
クレーム・オー・ブール・カフェは上下の二箇所にたっぷり使われていますが、コーヒーの香りは存在するけれど控えめ。
あ~、目隠しして食べても、きっとこれはショコラティエの作るお菓子だ、ってわかる、そんな印象のオペラでした。
でも、チョコレート感はしっかりありますが、そのチョコレートだけが突出するわけではないところがまたすごい。ちゃんとオペラになっています。
↑…わかっていただけますか~?でょっと変な日本語ですみません。
いい意味で、期待を裏切らない“ショコラティエの作るクラシックなオペラ”でした。
(私の中では、かなり大好きな部類です。)
最近、また新しく本を買ってしまいました。
買いすぎです。でも、とまりません。バレンタインの季節でもあるし、使うから買ってもいいかな~、と、またまた自分を甘やかしています。
買ってしまったのは、土屋シェフの著書
ショコラティエのショコラ
残念ながらこの本に『オペラ』の作り方は掲載されていません。
ボンボンショコラと焼き菓子が中心で、チョコレートを使った生菓子とコンフィチュールが少々。
チョコレートを扱う時の温度についてそれぞれに詳しくでていますので、今まで何気なく作っていたものを見直すチェックポイントがいくつもあり、ちょっと冷や汗ものです。
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斬新なデザインのオペラ・オペラの会<5>へ続く
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