テーマ:スイーツ★スイーツ(12994)
カテゴリ:パティシエのお菓子
銀座でのランチにちょっと失敗し、口直しにアイスクリームのようなものを食べてサッパリしたいと思い、ミキモト銀座2ビル3階のミキモトラウンジへ。
白を基調とした清潔な内装で、吹き抜けのゆったりとした空間が心地よいこのラウンジでデザートプレートをいただいて、気分は大いに復活 2008年11月21日(金)ミキモトラウンジ 1,500円 『紅玉リンゴのシャーベットとカルバドスのムースアイスクリーム』 「わぁ~、可愛い~♪」 まずは目で楽しませてもらいました。こうこなくちゃ。流れ星のイメージかな。 こちらは2008年クリスマススペシャルメニュー。 フリーズドライフレーズ(苺)パウダーをこう使うとシルエットが本当に素敵ですね! これは家庭でも応用できるテクニック。星型を使うところがクリスマスっぽくていいわ~ この形だと上から下まで一気にいただくことは難しいので、まず一番上の紅玉リンゴのシャーベットから食べ始めます。うん、うん。口に入れるとシュッと消えていくはかなさ。こういうものが食べたかった。 これは目をつぶっていてもりんごだとはっきりわかります♪ そして刺さっているパリッとした軽いりんご薄切りチップもいただいて、更に“りんご感”アップ。 シャーベットを食べると星クッキーの中心に丸く穴があいているのを発見。これにはもしかして深い意味が?何かな~、と考えつつ、甘さ控えめのクッキーを手で割りながらサクサクいただきます。 次の層と一番下の層を一緒に口にすると、下の層のお酒が強い!これは何のお酒かしら。 一番下の層には果物の小片が入っているものの、梅…のような食感ですが、違います。何かわかりません。 そういう時は聞いてみるに限る。 店員さんにお聞きすると、スラスラと説明がかえってきました。お店の商品をしっかり説明できるのはとてもいいことです。柔らかな笑顔の対応に大満足。 説明によると、下段はいちじくのアイスクリーム。当然小片はいちじく。といっても、フレッシュを使っているのではなく火を通した状態で入っているので少しわかりにくいかもしれません、とのこと。強いお酒はラム酒でした。 下段がお酒が強い印象なので、その上のりんごのお酒カルバドスのムースアイスクリームはあまりお酒っぽさを感じないでするするっと食べてしまいました。 真横から見るとよくわかりますが、味の強い下段の方が量が少なく、食べやすいお味のカルバドスのアイスの方が分量が多い。 シェフが一つのお菓子を作る時には、全て食べ終わった時にちょうどよく感じるバランスを計算するのでしょう。確かにこの比率で正解! まさに今、ちょうど食べたかったものをいただけたという満足感でいっぱいに~♪ りんごのデザート…一瞬、緊張感が走ったパティスリー・スリール 岡村シェフのりんごのデザートのことを思い出してしまいました…。 『完熟マンゴープリンとココナッツタピオカソース』 1,100円 一口お味見を。 口どけは非常~に滑らか。カップデザートならともかく、型から出してこの形に保っているのにギリギリの柔らかさではないかと思います。とても上品。 ナタデココのように見えたものはアロエでした。 真珠で有名なミキモトですが、タピオカはパールを想像させます 詳しいメニューは、ミキモトラウンジの「季節のデザート&ランチ」をクリックし、右下にある「NEXT」を押すと次々に写真が現れます。(ちょっと見方がわかりにくいHPかも…) ミキモトラウンジ 横一列に座席が並ぶ面白い配列。不規則な形の窓からは所々に光がさしこみます。 両端には鏡があるので、実際以上に広く感じられる空間。 私の席から振り向くと、吹き抜けの階段になった広々としたスペースが見え、ゆったりとした気持ちになれました。 お会計をすませ、エレベーターにのろうとした時に、一人のパティシエールさんとバッタリ。 あ、この人は…、と思った瞬間、思わず話しかけてしまいました。すっかりミーハーなおばさん状態です。 「昨日、テレビに出ていらっしゃいましたよね。入賞おめでとうございます!」 びっくりしてはにかんだ様子を見せながらも嬉しそうなお顔で「ありがとうございます」とお返事されたその人は、偶然ですが、一昨日(11月20日)、日本テレビ系夕方のニュース番組「Newsリアルタイム」の特集“パティシエール・日本一決定戦に密着”に登場、コンクールで見事4位入賞された今井郁実さん。 そういえば彼女は、このミキモトラウンジのデザートの責任者でした。 (シェフパティシエは菓子工房オークウッドのオーナー 横田秀夫シェフ) ごく最近テレビで見たままのお顔が目の前に現れ、偶然の出会いにびっくり。 ミキモト2 彼女が出場したのは、第7回ボワロン杯パティシエールコンクール。 主催:(社)日本洋菓子協会連合会 後援:ボワロン社、日仏商事(株) 「ピクニック」をテーマに、パウンドケーキ、タルトレット、グラスデザート(ヴェリーヌ)、飴のみで一から作るピエスモンテの4種類を4時間15分で仕上げるという厳しい内容のコンクールです。 お菓子の味には絶対の自信があるけれど飴のピエスモンテは苦手という今井さん。本番でも飴細工に苦労し、手のふるえがとまらなくなってしまった彼女のことは、とても印象に残っていました。 できあがった作品は軽やかで、素晴らしい~、とテレビにかじりついて見ていたのでよく覚えています。 これからのご活躍が、本当に楽しみな若手のお一人です。 また、ミキモトラウンジは、何度でも訪れたくなるお店です ミキモトラウンジ 中央区銀座2-4-12 ミキモト ギンザ2 3F 03-3562-3134 営業時間 [月~土]11:00~19:30 [日・祝]11:00~19:00 不定休 JR有楽町駅 中央出口 東京メトロ銀座駅 A13出口 ※12月1~25日の営業時間は11:00~19:30 12月26~30日は11:00~19:00 12月31日は休み このビルの7階には、以前ご紹介した炭火焼と野菜惣菜ダイニングReal Tokyo Dining WaZa 銀座店が。 (このお店は、非常に…カジュアル…) フリーズドライフレーズ(苺)パウダー ◆書きたいテーマがたまりまくっていますが、「プラリネについて」を書き終える寸前にうっかり操作ミスで全消ししてしまってガックリ また書き直しますが、しばらくお待ちくださいね~~~ ちなみに、第7回ボワロン杯パティシエールコンクールの優勝(河野美樹さん)・準優勝(長崎徳子さん)はどちらも埼玉の浦和ロイヤルパインズホテル勤務。指導されたのはシェフパティシエの朝田晋平シェフ。 二人のパティシエールの写真と詳細はこちら ミキモトラウンジで優雅なお茶の時間を♪ と思われた方は ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじ へ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ 食べログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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