カテゴリ:タイのホテル
タイに通い始めて気付けば18年たっとった!18年って…そりゃ年取る訳だ(爆笑)。
あの頃は確か某ミュージシャンオフィスにいたっけ。 給料激安で社会保険も入ってくれないような会社なので、激貧だったけど「あったかい場所で、素敵なホテルでのんびりできて、安く旅行したい~」なんていう理由からバンコク旅行を選択。 一緒に行ったのが某特殊な公務員だったってこともあり(昔の同僚なので自分も元その職業だった)「JALやANAのしかもツアーじゃないと申請しづらい」とめちゃくちゃなことを言うもんで、いくらメジャーでも当時は激安旅行のイメージが大きかったHISのツアーとか却下しやがりまして。 そんなこともありANAハローツアーで確か10万円。ホテルは当時はピカピカの上ラグジュアリーコレクションにも入っているシェラトングランデに泊まる上、アユタヤツアーも付いたコテコテのツアーでした。 初めてバンコクに着いてツアーの車の中から見たバンコクは…高速道路を走っている時、なぜか「ウーノ」っていう男性化粧品の中居正広の看板だらけで「なーんだ日本と変わらないねー」なんて話をしてて…高速を降りた瞬間(今思うとナナの近くの高速道路出入り口) 「な、な、なんじゃこりゃー!」っていう光景に目が釘付けになったもんです。 ピカピカの高層ビルの下に広がる屋台、混沌とした灰色の街。車の隣をスイスイ走っていくゼッケンをつけた謎のバイク。その後ろにかっこよく横座りするスリムで美人のおねーさん。すかさず「今日はなにかのレースがあるんですか?」と聞いたら、日本語ペラペラのガイドのおじさんが大爆笑。 「あれはバイクタクシーですよ!」 ひょえー!なんという世界。ツアーに行けば果物屋台でガイドのおじさんが謎の果物を購入、仕事中に買い食いかい?と衝撃を受けるも「食べるかい?」と分けてくれる素敵さ。そしてその果物がタクアンの食感で甘く、不味さに撃沈しながら、残したら申し訳ないと死にそうになりながら食べたあの日。 あの頃はBTSも走ってなくて(やっとこさ高架鉄道工事が済んだころ)が、タクシーもほとんど交渉制。 当時はタイ語はおろか英語も全くしゃべれなかったから一体どうやって過ごしたんだ? と思うけど、もの凄くぼられた印象もなく、むしろ、 タイの人はとても優しく、そしてあまりにも面白く、4泊6日があっという間。 帰る日のホテルのロビーで帰りたくなくて号泣し、ガイドさんもホテルの人もびっくり。何かあった?と駆け寄ってくるホテルスタッフさんも理由を聞いて爆笑。「また戻ってくればいいじゃない!」というシェラトングランデスタッフさんの一言を聞いて「そうか!また戻ってくればいいんだ!」と笑顔に戻り、2か月後の9月の連休にライブのために土日出た代休を組み合わせ(今思えば当時は有給もない会社だった!きぃー!)すぐバンコク行きのチケットを抑えたのがタイに通い続ける今のよっしぃのスタートになったのでした。 初めてのバンコク旅行の時にリバーサイドのレストランに行って…たしかそれがロイヤルオーキッドシェラトンの隣、リバーシティーに当時あった「サヴォイ」。チャオプラヤー川を眺めながら飲むシンハービールと激ウマタイ料理。まだオープン直前のペニンシュラバンコクを見て…「あー!次はリバーサイドに泊まりてぇ!」と、2回目のバンコク旅行に丁度オープンしたペニンシュラバンコクに泊まったんだっけー。確か当時はオープニングプライス2年やるっていう事で、スタンダードな客室が80ドル送迎付き(信じられん!)、スイートでも120ドルって言うやけっぱち価格で、2年丸々泊まり続けたなあ。 そう思うとペニンシュラバンコクも結構建ってから時間がたってるなー…。 いや、タイって昔からあるホテルがそのホテルの名前で営業をし続けているってめちゃくちゃ少ないんすよ。例えばそれが世界で名だたる五つ星ホテルでも「あれ?名前が変わってる」なんてことが多く、ホテルの買収は日常茶飯時。で、買収されたなあ、と思っていたらもっとすごい場所に新たにホテルを建てていたりして。 サヴォイで食事したとき立ち寄ったロイヤルオーキッドシェラトンは、もうその当時から「巨大で凄いけど、外観古いなあ」と思っていたホテル。そりゃそうだ。ロイヤルオーキッドシェラトンって、な、な、な、なんと34年前に創業したらしいのよ! つまりよっしぃが初めての訪タイ時には既にオープンして16年たっていたってこと! バンコク通いも40回を超え、このロイヤルオーキッドシェラトンにも3回泊まっているんだけど、外観こそ古いけど、あまりにも巨大で存在感があるんで、新しいホテルが続々できた今も、かなり目立つ存在。そして内部は34年前に造ったとは思えないくらいきれいにリノベーションされています。 ロビーだけは昔から雰囲気を変えず、古き良きタイのイメージを大切にしていて、なんていうんでしょう。そうそう!私の好きなタイってこんな感じなのよ!ああ、タイに来たなあ、という雰囲気で、このホテルに泊まると安心します。 おまけに値段がお安め。年間通じてだいたい一部屋12000円くらいで朝食付きだったり、朝食抜きのプランだと10000円切ることもあって、リバーサイドの五つ星ホテルの中では抜きんでてお得。 シープラヤー船着き場も隣だし、ジャルンクルン通りにも歩いて出られるし、なんだかんだでシーロム通りも近いので、かなり交通の便も良し。対岸のヒルトンとはそこが圧倒的に違うのと、何といっても客室からのこの絶景~! リバーサイドのホテルって、全室リバービューだと思っている人も多いかもしれないけど、意外や意外、プラスいくらか出さないとリバービューの客室ではないよ、というホテルもあるだから!あのオリエンタルホテルも一番安い客室だと(それでも一部屋40000円くらい)リバービューじゃない事もあるので気を付けて! そんな「ロイヤルオーキッドシェラトン」についてとても詳しく「たびねす」に書かせていただきました。 記事はこちらをクリック! ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ あ、そうそう。このホテル私が泊まった3回とも部屋がリノベーションされてたんだよね。つまりそれだけ客室の保守や新たなデザインに敏感だということ。1回目に泊まった時はどっしり重厚な感じのインテリアだったし、2度目に泊まった時はモダンでおしゃれになってて、3回目は気になっていたバスルームのチープさまでも改装。茶を基調にした居心地の良い部屋になっていて「あれ?また客室変わったね」なんて案内してくれるスタッフに言うと「そうなんですよ!」とぱあっと顔を明るくして話してくれます。 絶景の五つ星ホテルに2人で泊まれば6000円程度で泊まれるバンコクって最高。 このホテル、寺院観光やチャオプラヤーエキスプレスで出かける時にとても便利でつい帰りに立ち寄ります。ランチじゃないよ、トイレだよ。 やたらとよっしぃのトイレ利用率高いです(笑)。泊まったのは3回ですがトイレの利用は100回を超えております(自爆)。 いつもありがとう、ロイヤルオーキッドシェラトン…時間が合えば、ついでにホテルのシャトルボートに乗って帰るので、トイレ⇒優雅なシャトルボートただ乗り。 ほ、ほ、ほんとにいつもありがとう。ほめちぎって書いたから許してくれ!
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