モレサンドニ クロ デ ロジィエ Clos des Rosiers 垂直試飲-1
ine Chantal Remy モレサンドニ クロ デ ロジィエ Clos des Rosiers ここの畑は単一畑で(Monopole) 畑の地続きに、クロドランブレイ そのまた向こうはクロドタールがあり、高いポテンシャルを秘めた素晴らしい畑からワインが生まれています。2009年が初ヴィンテージ、2009年 2011年 2013年の垂直試飲を行ったコメントブログですが、2011年のコメントは次回にアップいたします。 シャンタルさんと、息子さんのフロリアンさん。 近い将来1級の申請をするそうで、フロリアンさんから愛情深く、ご説明いただきました。 サロンの壁には、ドメーヌの長い歴史を物語るラベルの数々が。 中央上のラベルは「シャンベルタン・ブラン 1911年」かつてシャンベルタンにもブランがあったのですね。 2012年の色合い 2009年 シャンタル レミー モレサンドニ クロ デ ロジィエ 11,109円 (税込・送料別)生産地:フランス ブルゴーニュ モレサンドニ (単一畑)葡萄品種:ピノノワール100% 評価なし近松ベリーとシャンピニオンの香り(スーボワ)から熟したラズベリーの香りへ。ボディはミディアムライトで現在はとても飲み頃。湿気を思わせる芳香とニュイ独自のスパイシーな香り。ブラインドならばポンソのクロヴージョと答えてしまうかもしれない。口当たりは優しい。中目黒みがかった沈んだルビー色、透明感はある。チェリー、ぐみなどの小さい赤い果実の香味があり、余韻にほんのり甘みを感じる。しなやかな触感で、タンニンも溶け込み、現在とても美味しくいただけます。藤城クリアーだが少し褐色気味。カシス、木の香り。少し時間が経つと香りも味も開いて、上品でなめらか。潤子甘草やオリエンタルな香りが複雑さを加え、静かで軽やかな味わいの中から、時間とともに深さが増して、じっくりと語りかけてくれるいいワイン。佐藤褐色がかった、くもりのあるルビー色。時間とともに美しい香りが感じられる。しっとりと味わい深い美味しさ。吉田艶のある褐色がかった色合い、濁ったようにも見える。甘みを伴いスパイシーで複雑な味わいもあり、時間が経つと黒蜜のような甘い香りも立ってくる。優しくしなやかで上品な印象。橋爪落ち着いた感じの透明感のあるルビー。液ふちにやや熟成した茶色がかった色味がみられます。フランボワーズ、イチゴ 黒糖のような甘みの香り。紅茶の葉、僅かにオリエンタル系スパイス滑らかで甘みが出ており、丸くしなやかな印象。全体的に落ち葉、腐葉土など熟成感がみられます。 2013年 シャンタル レミー モレサンドニ クロ デ ロジィエ 7,668円 (税込・送料別)生産地:フランス ブルゴーニュ モレサンドニ (単一畑)葡萄品種:ピノノワール100% (87-89PP)近松アッサムティーの香り。若くてもボディはライトに近く薄うま系。Gルーミエやデュジャックよりポンソに味わいと香りが近い。綺麗に作られているが、ヴィンテージにより表情が若干違う。ボディのなさ(若飲み)は若木ゆえなのか?中目ふちにピンクの混じる透明感のあるルビー色。現在は要素がばらけているが、綺麗な酒質であり、色合いはクリアーながらも味わいはきっちり乗っているので、全てが溶け込めば滋味深さをかんじつつ楽しめる味わいになると思う。佐藤クリアーなルビー色。時間とともにキレイな香りとスッキリとした甘みが感じられる。サラリとした味わいで、少々物足りなさを感じるが、フレッシュで若々しい美味しさを楽しめた。藤城単体よりもお肉料理とのマリア-ジュを楽しんで頂きたいワイン。潤子3VTの中で1番にルビーなイチゴカラー、イキイキとした若さが感じられる。しなやか、洗練された中に味わいが豊か、樹齢と年号重ねるほどに後味に旨みと奥行きが増されていて、これからも益々酒質のポテンシャルが上がる血統のよいワインであることは間違いがない。吉田クリアーで可愛らしいルビー色。若々しくすっきりとした味と香り。飲みごろは少し先の印象。シャンタルレミーさんの赤ワインは、みなキレイで上品なピノノワールという言葉が良く似合う・・橋爪透明感のあるルビー 赤い花、赤い果実、イチゴ、さんらんぼ、わかりやすい果実香。甘みを伴った穏やかな酸味。非常に上品で、やや軽快感のあるミディアムボディの状態。細かく柔らかなタンニンとのバランスも心地よく、とても良くまとまっています。 2009年は、入荷した2011年11月にレストランでの勉強会で試飲をしたところ、パートスタッフの1人がとても気に入って、「クリスマス用ワインに、これ買いますー」と、クリスタルのシャンパン白と、一緒に買って帰り皆から 「セレブ 」と言われてたのが記憶に新しい1本です。 松澤潤子