とんだ災難
当店の店の入り口にある看板。2階にある当店への階段を上ると、ちょうど見えるようになっている。おととしの改装の時に作ってもらったすりガラスで出来たお気に入りのもの。そのガラスをちょうど斜め上から照らすように細長い支柱のついた小さくて華奢なスポットライトがついていた。そのライトが、ちょうどいい具合にお店の名前を浮かび上がらせる。でも小さくて華奢だった上に当店の上の階はバックパッカー用のドミトリーになっていてしかも安いくせに、ちとバリ家具なんか置いちゃっててインターネットもつなげて、小奇麗で清潔なこともあってかなり頻繁に(特に欧米系)が出入りしているため・・・ちゅうか、かなりでかい欧米人がワタシの体くらいある?バックパック背負って狭い階段をひっきりなし登り降りするんだから(だいたいすれ違えないしっっっ!!)そんな華奢なスポットライトなど半年も経たないうちに、支柱の根元からぽっきり折れちまった。だから、ずっと、根元から折れた支柱を看板にひっかけるようにして、今までかろうじて使っていた。でも、昨日、根元からすっぱり、無くなっていた。支柱ごとライト本体がっ。しょうがないから新しいのを買って今日業者さん呼んで着けてもらおうと思ったらどんな馬鹿力を使ったのか、壁に埋め込まれていた電気の線まで引っこ抜かれているのだと。ちなみに、そんなことして家に持って帰っても使えないんだぞっと。そんなただの飾りのために、わざわざ当店のスポットライトは持ち去られてしまった。ライトごと。 支柱ごと。 コードごと。そして、その、壁の中のどこまで残っているか分からない線に新しい線をつないで又元の支柱の根っこの位置まで引っ張ってきて新しいライトを付けるには壁を掘るしかないらしい。しかも当店のその壁は、コームフィニッシュという一面が模様みたいになってるから一ヶ所だけ掘って塗るということが出来ない。つまり・・・壁一面塗りなおし。・・・って・・・大工事やんっっっ!!!!・・・ってな訳で、工事は来週ってことになった。ただでさえ閑古鳥の飼育に出費がかさんでるというのにこれは巨大な痛手だ・・・みんな・・・せっせと呑みに来てちょおだいませね。