日本人は倹約家らしい。
昨日、「英語でしゃべらナイト」という番組で、「メタボリック・シンドローム」を取り上げていました。その中で興味深い話題が。それは「倹約遺伝子」なるもの。 日本は歴史的に飢餓に見舞われてきた経緯があり、それを生き延びるために、効率よく脂肪を身体に溜め込む遺伝子を発達させてきたといいます。この遺伝子を倹約遺伝子といい、それを持っている人が、現代の欧米化した食事に偏った生活をすると、内臓脂肪が溜まりやすい、というのですよ、おくさん。 どっきりしますね、こんなこと言われると。 それにしても、ですよ。「日本人の肥満なんて、アメリカ人の肥満と比べたらたいしたことない」と最近まで思っていたんですが、実は見た目がそれほどでなくても、その「効率よくエネルギーを溜めておく遺伝子」のオカゲで、日本人には見た目以上に、内臓脂肪を溜めている多い人が多いのだとか。 日本人のミス・ユニバースを育てたイネス・リグロン氏(♀)もこの番組に出演。えーと、わたし、別にミス・ユニバース狙ってるわけではないけど、←一理あるなあ、と思った発言がひとつありました。「ニホンノ オンナノヒトハ カラダガ ヤワラカイ。 フトクナクテモ シボウ ツイテイル。 モット ウンドウシテ キンニク ツケナイト ダメ」。 それはそうかも、と妙に納得。アメリカ人と比べてちいさい、などと言って安心している場合じゃないのかもしれないです。日本人は白人と比べて、倹約遺伝子を持っている確立が高い(ネット上のデータはアバウトすぎるので、数字は調べたら書きます)。だから、内臓に脂肪が溜まりやすい。見た目以上に内臓肥満である場合が多い。 以前、どこかで「日本人は世界でいちばん、年収を貯金をする国民だ」という話を聞いたことがありますが、いろいろな意味で、日本人は倹約家なんですね。