無症状であっても、「病院」に強制隔離される
無症状であっても、「病院」に強制隔離される東洋経済https://toyokeizai.net/articles/-/501812○それは日本でのコロナ対応が、医師と患者が相談して方針を決定する医療ではなく、感染症法に基づいた国家の防疫措置だからだ。感染症法で規定された病原体に感染すれば、たとえ無症状であっても、「病院」に強制隔離されることが感染症法に規定されている。判断するのは保健所長で、医師は介在しないし、本人の同意も不要だ。沖縄で医療従事者の感染が相次ぎ、医療体制が弱体化していることが問題となっているが、これは感染力が強く、かつワクチン接種者にも感染しうるオミクロン株感染者を、隔離目的で入院させたからだろう。コロナは空気感染するから、院内感染が拡大する。人災と言わざるをえない。病床を確保したいなら、医学的に入院を必要としない感染者を入院させるべきでない。こんなことをしていれば、いくら病床数を増やしても、院内感染で使えなくなる。○インフルエンザなら会社を休むことができる。でも、Covid-19なら隔離になってしまうから困る」とおっしゃいます。参照https://news.goo.ne.jp/article/dot/life/dot-2022011100030.htmlインフルエエンザは陰性であったこと、そして、検査キットが、インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスを同時に判定する抗原迅速診断キットであったことを説明し、Covid−19陽性であったことを伝えました。 保健所にも同時に報告し、Aさんは同日、入院となりました。Aさんによると、自宅やホテルでの隔離という選択はなく、入院一択だったと言います。今のところ重症化はしておらず、数日で37度代まで解熱し、食欲もあり、とても元気だといいます。 AさんのPCR検査の結果、デルタ陰性であったことから、今、全国的に感染が広がっているオミクロン株であったと考えています。オミクロン株感染者はデルタ株感染者より62%入院リスクが低いというイギリス政府の保健安全保障庁による解析結果の報告や、アメリカ政府の首席医療顧問であるファウチ氏が、「オミクロン株はこれまでの変異ウイルスよりさらに感染力が強いものの、複数の研究から、オミクロン株はほかの変異ウイルスに比べて重症化しにくいことが示されている」と述べている通りだなと実感しています。 Aさんも、経過を見る限り、特例承認された経口の抗ウイルス剤「モルヌピラビル」を内服していただき、自宅療養で経過観察すればよかったのでしょう。しかし、日本のコロナ対策は、感染症法に基づいた防疫措置です。感染症法で規定された病原体、つまり新型コロナウイルスに感染すれば、たとえ無症状であっても、「病院」に強制隔離されることが感染症法に規定されているのです。