ためしてガッテン なぜ女性はダイエットに失敗してしまうのか >甘いものが好き
<女性のダイエットが失敗する大きな原因、その1>------------それは...「甘いものがやめられない!」★その科学的根拠は-----女性の甘さへの好みは「エストロゲン」と「プロトゲン」の2つの女性ホルモンが大きく関わっていたのです。●エストロゲンという女性ホルモンは、受精卵を育てるため、子宮の内膜を厚くする仕事をしています。また、プロゲステロンという女性ホルモンはさらにその上に、やわらかい膜をつくり、受精卵が着床しやすい環境を作ります。着床しなければ、作られた膜は壊されてしまいます。これが生理です。女性ホルモンは、この着床の準備を毎月行っているのです。●さらに、エストロゲンは血液に乗って全身をめぐり、ある場所の脂肪を小さくしてくれます。その場所とは「内臓脂肪」です。エストロゲンは「おなかやせホルモン」と言えます。一方、プロゲステロンは、食事で取り込んだエネルギーを脂肪として蓄えようとします。その主な場所は「皮下脂肪」です。プロゲステロンは「全身ふっくらホルモン」と言えます。★★ 成功するダイエット法! ★★女性ホルモンの周期を利用することです。★生理前の10日間は食べ過ぎ注意!★生理後10日間有酸素運動でダイエット!★つまりエストロゲンは生理後に増え、およそ10日間多い時期が続きます。つまり、この時期はダイエットで体重が減りやすく、特に有酸素運動をすれば、エストロゲンが分解した内臓脂肪を、効率よく使うことができる時期です。一方、プロゲステロンは生理前のおよそ10日間が増える時期です。この時期は、食べたものが皮下脂肪になりやすく、体重は増える傾向にあります。そのため、食べ過ぎは禁物、体重は現状維持でも御の字と考える時期です。つまり、生理後の10日間でゆっくり減量し、その後の10日間は現状維持。この繰り返しで、階段状のグラフが描けるダイエットが女性の理想だったのです。