降圧薬を飲んでいた人の方が死亡率が高い-
降圧薬を飲んでいた人の方が死亡率が高い参照:https://ca-pore.com/_ct/17416737:かほれ大櫛陽一(おおぐし・よういち)大櫛医学情報研究所所長。東海大学名誉教授◎血圧を測ったら、高血圧の診断基準値である「収縮期血圧(上)140mmHg/拡張期血圧(下)90mmHg」を超えていた。そこで医師から「高血圧は、サイレント・キラーと呼ばれ、自覚症状はなくても、放置すると心筋梗塞(心臓の血管が詰まる病気)や脳出血(脳の血管が切れる病気)のリスクが高まります。ですから薬で血圧を下げましょう」と説明されて、降圧薬を飲み始めた。そういう人が大勢います。しかし、もし次のように続けられていたら、どうでしょう。「ただし、脳梗塞(脳の血管が詰まる病気)や転倒事故などのリスクが上がり、全体的な死亡リスクは、降圧薬で血圧を下げる方が、降圧薬を使わないときよりも高くなります」。そんなリスクは取りたくないと考える人が、ほとんどのはずです。しかし、実際にこうした状況が起こっているのです。