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水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ:絵日記三昧
青空が透けるような晴れた日に、部屋にいたり、

俳句の会などに参加していると・・・

なにか、心が落ち着かない。

碧い草原を駆けている別の自分の姿がうかんでくる。

血が騒ぐと言うより

太陽の下での至福の時を失ったのではないかという思い。

空しく過ぎ逝く、とりかえしのつかない時への喪失感。

そんな思いを描いたのが、この絵「遠い雲」


遠い雲




したがって、梅雨曇りのどんよりした日には、心が定まる。

山にも、テニスコートにも行かずに、

部屋に座って、やりたいことに、心おきなく専念できる。

最近なら・・・藤沢周平か、シルクロードの旅行記を読んだり、

録画した美の巨人やプロジェクトXを見たり、

あるいは、・・・・絵を描くことができる。



春先から、武蔵野美大の先生に絵を学んでいる。

自分の従来の描き方とは、根本から違う描き方。

これまでのは、これと決めた色合いで一気に仕上げていく描き方。

微妙な色合いが捉えられると修正せずとも、そこそこの絵にはなった。

しかし、出発点の色や形が間違っていると、到達点に限界がある。

これは、20代に描いた油絵「Flower in shadow」

2005-06-11 22:00:55



武蔵野美大の先生の描き方は、破壊と創造の繰り返し。

僕の描きかけの絵をばっさり塗りつぶして、

全体のバランス、遠近感を重視して、対象の固有色にとらわれず、

勢いのあるタッチで方向を変える。

白い花も、くすんだねずみ色に変わったり、背景の色も全く変わる。

先生が手を加えた狙いがわかって、それを発展させると・・

自分でも思いがけない絵が生まれ、厳しい先生の機嫌が少し良くなる。


そうやってようやく、「絵は見たままを描かず、画面で再構築するべし」

と言う当たり前のことをようやく体得しつつある。



油絵「パンジー」


パンジー


さて、俳句は、著名な俳人すら、一日一句いいのができればいいほう。

僕の作った花の俳句で好きなのはこれだけ。


紫陽花や 小雨の庭の うすあかり



絵なら、3時間かけて花を描くと、なんらかの心の思いが一枚残る。

最近、俳句から遠ざかって、絵の専念している理由だが、

いずれも、過ぎゆく時を書き留めるための記録。


日々が空しくは過ぎてはいなかったと、


自分に言い聞かせる証しのようなもの。



花の絵は、気に入ったら小さくプリントし

小ぶりの額に入れてみてください。

どんな絵も、額に入れると・・・

七五三の子供の写真。

見違える!ものです。











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Last updated  2005/06/12 02:55:26 PM
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