|
カテゴリ:日本SF・ファンタジー
ハイドゥナン(上) ハイドゥナン(下) 2032年。地球規模の地殻変動で、南西諸島に沈没の危機が迫っていた・・・ 小松左京氏の「日本沈没」を引き合いに紹介されていた、ハヤカワの「Jコレクション」なので、楽しみに読んだのですが、小生の口には合いませんでした。(読者の好みの問題でしょうが) 小松左京氏と並べて語る作品とは言い難い感じ。 南西諸島に沈没という巨大災害が迫っている割に、緊迫感が醸し出されない。 上下2巻は話が長すぎて、少々ダレ気味。もっと文章を削れるはず。 国際関係も現在の日・米・中・台の関係を引きずっていて、2032年が舞台に思えない。 また、軍事行動も迫力が無くリアリティに欠ける。 結末も感動できなかった。 最新の地質学など科学的アイデアは面白く野心作ではあるゆえに惜しい気がする一編でした。 この作品を高く評価する方もおられるようですから、一読の上、お確かめ下さい。 田中宥久子の造顔マッサージ 田中宥久子の体整形マッサージ(応用スペシャル編) ◆筒井 康隆 (著)「銀齢の果て」 ◆小松左京 /谷甲州(著)「日本沈没(第2部)」 ◆山田 正紀 (著)「神狩り 2 リッパー」 ◆谷 甲州 (著)「パンドラ (上) (下)」 ◆小川 一水 (著)「老ヴォールの惑星」 ◆谷口 裕貴 (著)「ドッグファイト」 ◆町井 登志夫 (著)「血液魚雷」 ◆藤崎慎吾 (著)「ハイドゥナン〈上〉〈下〉」 ◆林 譲治 (著)「ストリンガーの沈黙」 ◆石黒 耀 (著)「死都日本」 ◆池上 永一 (著)「シャングリ・ラ」 ◆恩田 陸 (著)「ねじの回転」 ◆機本 伸司 (著)「メシアの処方箋」 ◆機本 伸司 (著)「僕たちの終末」 ◆荒俣 宏 (著)「妖怪大戦争」 ◆菅 浩江 (著)「おまかせハウスの人々」 ◆有村 とおる (著)「暗黒の城 」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.02 15:51:16
[日本SF・ファンタジー] カテゴリの最新記事
|