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戦国ジジイ・りりのブログ

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2013年06月06日
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カテゴリ:江戸めぐり
西福寺の境内にはこの方がおわす↓。


      巣鴨12・西福寺3



台座の写真を撮らなかったのでどなたかは忘れたけど、
真言宗だから空海さんかな?(←大ざっぱなO型)

その隣にはこんなものが↓。


      巣鴨12・西福寺5



写真じゃ大きさがわかりづらいけど、この鐘、すごくちっちゃいの~!
今回は境内の中に入ったとはいえ、本堂の正面付近しか見てないから
あまりうかつなことも言えないんだけど、
もしかしてこれ、鐘楼の代わり?泣き笑い

でも、ちゃんとした鐘なんだよ。ホレ↓。


      巣鴨12・西福寺6



和鐘です。
下に置いてあるトンカチ・・・いえ、木槌で打つようになってます。

ふっふっ、このサイズなら気軽に撞けるよな(←相変わらず鐘がトラウマ
もちろん、撞きました。
撞くってゆーか、コーンと打っただけだけど(笑)。


この脇を少し奥に入ったところには石碑などがいくつか建ってたけど、
今回は西福寺はこれまで。



西福寺のすぐ先には、染井稲荷神社がある。


      巣鴨12・染井稲荷



      巣鴨12・染井稲荷3



      巣鴨12・染井稲荷5



 【染井稲荷神社の由来

  一、ずっと昔からあった染井村
     いまのそめいよしの町会のあたりで350年前にその名を刻んだ石像がある。

  一、建てられたのは300年以上も前
     関東大震災や戦災にも拝殿・本殿はもえなかった。火防の神。

  一、ご神体は二体
     保食命(うけもちのみこと)と320年前に御霊入れ(みたまいれ)された
     十一面観音の石像が安置されている。

  一、珍しい大切な宝もの
     葵のご紋入り瓶子(お酒を飲む道具)一対や、奉納舞につかわれた
     古い締太鼓と胴長鼓が保存されている。「カンシンの股くぐり」の額も貴重な
     ものです。】
    (神社解説より。漢数字は戦国ジジイが変換)


子供にもわかりやすいように書かれている・・・
ここって、戦後の再建じゃないんだ~。
まあ、当然補修は重ねられてるでしょうけど。

てか、「カンシン」てナニ?
と思ったら、「史記」からの故事で「韓信」らしい。
以下は「故事ことわざ辞典」より。

 【「韓信」とは、漢の天下統一に功績のあった名将。
  韓信が若い頃、町のごろつきに喧嘩を売られたが、韓信は大志を抱く身で
  あったからごろつきと争うことを避けた。言われるまま彼の股の下を
  くぐらされるという屈辱をあえて受けたが、その後韓信は大成し、
  天下統一のために活躍したという故事から。
 
  将来に大望のある者は、目の前の小さな侮りを忍ぶべきという戒めである。
  「感心なことだ」の意味で相手を褒める際、「韓信」と「感心」をかけて
  「感心の股くぐり」と洒落て使うことがある。 】


ほっほ~、なるほどね。
じゃあ、ちょうど股をくぐってる板絵があるってことかな。


で、狛犬↓。
上の写真にも写ってるけど、ここのはちっちゃいの~。
だいぶ新しいものっぽいけど、小さいからちょん!と見上げる格好になってて、
カワイイ~黄ハート


      巣鴨12・染井稲荷6



      巣鴨12・染井稲荷7


本殿を脇から↓。


      巣鴨12・染井稲荷8



屋根の鬼板は・・・


      巣鴨12・染井稲荷9



え~っっ、ナニアレ!!
桃?タマネギ?(笑)



脇の小さな一角には、摂社がある↓。


      巣鴨12・染井稲荷10



注連縄が青々としている・・・
灯籠も古そうだし、小さいけどなんか風格あるな。

灯籠のすぐ後ろに小さな祠があったので覗いてみたら、お狐様だった↓。


      巣鴨12・染井稲荷11


銘とかは見なかったけど、中におわすお狐様は磨耗してるし、
顔の感じからすると結構古いものじゃないかと思う。


二重の鳥居の先には、小さなお宮が↓。


      巣鴨12・染井稲荷12

 

割に新しいものみたいで、まだ綺麗。
こーゆー小さなお宮には時に掘り出し物があるので、
パンパンしてから例によって近寄ってみた↓。


      巣鴨12・染井稲荷15



      巣鴨12・染井稲荷13



      巣鴨12・染井稲荷14



おお~、いい感じ!
しかし、3枚目のは鼻の穴、デカくね・・・泣き笑い 

この摂社の境内は、小さいけど雰囲気あって私は好きだな。
特にお狐様が。
次回もまた寄ってこーかな・・・



神社を出て染井霊園に(やっと)向かう。
・・・が、霊園に入る前にもうひとつ見るべきものがある。


      巣鴨12・十二体地蔵


霊園の手前にあるこの古い碑は十二地蔵というそうです。
あんまりはっきりした由来はわからないみたいなんだけど、
享保15年(1730)の大火による犠牲者の供養のために
江戸中期頃に建てられたと言われてます。

去年の「プチ巣鴨編」ではやたら明暦の大火のことを書いた記憶があるし、
「三原編」でも佛通寺では火事にこだわった・・・
何か知らないけど、火事に食いつく性向があるみたいです、わたくし(笑)。

で、享保15年の大火ってのをちょっと調べてみたけど、
江戸の町は火事が多すぎて、主だった火災にカウントされてない雫

まあでも、ここに建てられてるってことは、
この辺りで火事があったんだろうな。
藤堂家の下屋敷は無事だったのかな?



この十二地蔵は、舟型の石に上に6体、下に6体の計12人のお地蔵様がおわす。
六地蔵はよく聞くけど、十二って聞かないよね~。
で、上段の地蔵群の上の空間はこうなっていて↓


      巣鴨12・十二体地蔵2




写真じゃわかりづらい・・・(現地でもわかりにくかった)。
が、もやもやしたようなものが彫られていて、
これが大火の火や煙を表しているとされている。



そしてやっと今日もっとも大事な墓参りへ。
朝は曇ってたけど、この頃から薄日が射し始めた。

ああ、やっぱりね・・・
去年もお墓に来たら晴れ始めたし、こうなると思ってたよ。
ま、ご先祖様が喜んでくれてるんだったらいいんだけど。
しかし、今日も暑くなりそうだあ~。


ここまで「染井霊園」を連発したけど、うちのお墓は霊園内ではなく、
霊園に隣接したお寺にある。
染井霊園は都立の霊園だから、お堂とかはないんだよね。

去年は本堂にシートがかぶさってて、工事中だった。
ので去年との比較はできないんだけど、瓦なんかは綺麗になった気がする。


      巣鴨12・蓮華寺3



これは寄棟造(よせむねづくり)。
あれ、上にあるの、鴟尾(しび)だ・・・
へえ、こんなお寺だったんだ~。
建築に興味なければ、こんなの気にしないもんね。


      巣鴨12・蓮華寺



無事お墓参りを済ませ、すぐ近くの勝林寺へ。


      巣鴨12・勝林寺



寺の歴史や田沼意次公のお墓については、
「プチ巣鴨編(3)」をご覧ください。

で、正面から門を写してみようと思っていたものの、
やっぱり道が狭すぎて斜めからの撮影になった涙ぽろり 

勝林寺は墓地がほとんどで、その他境内と呼べるような敷地は
かなりミニマムなんだけど、それなりに建物の写真は去年撮ったと思っていた・・・
だから今回は中へは入らなかったんだけど、
あらためて去年の記事を見てみると、建物の写真貼ってないショック

うわあ・・・
また次回、寄らないとダメかな(笑)。


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最終更新日  2014年01月04日 21時11分59秒


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