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カテゴリ:2011年・夏の高校野球特集
関西が甲子園で「リベンジ」。 相手は優勝候補・センバツ準Vの九州国際大付。 このブログの今夏の章・「2011年・夏の高校野球特集」 でのテーマは「リベンジ」でした。 最後の最後で最大のリベンジを果たした郷土代表・関西! 県大会を通じ、個々の能力が高いメンバーがチーム一丸になった本物の強さがあった。
関西3-2九州国際大付(延長12回) 関西の先発は予想通り、水原投手。 立ち上がり143kを計測するなど調子は良さそうだった。 内角に決まる速球はシュート気味に喰い込み、外の変化球が生きていた。 何より、気持ちで逃げてない投球が勝因の一つだった。 九州国際大付は4回1死満塁から押し出しで先制するも、後が続かない。 今までの関西ならここから「大量失点」のパターンが多かったが、最小失点で切り抜けたのも大きかった。 その裏、関西は渡邊主将が左中間にHRで同点。 初回のチャンスに併殺に倒れただけに、「気合」が入った打席だった。 九州国際大付の先発・三好投手もさすがの投球。 球速帯は関西・水原投手とほぼ同じ。我慢比べの投手戦で後半に。 観戦していて、九州国際大付の3・4.5の打者の威圧感は凄かったです。 この打者に強気で攻めた水原投手も凄かったです。 8回裏・関西は渡邊選手のタイムリーで勝ち越すも9回、龍選手のタイムリー二塁打で同点。 「野球の神様」はまた微笑まないのか・・・最後の試練を与えてくれているのか・・・そんな気持ちで最終回の攻防を見てました。 表・裏ともスリリング過ぎました。 延長に入り、県大会で接戦続きだった関西に流れが傾く・・・。 12回裏、関西は代わった大江投手の制球難に付け込み2四球と犠打で1死1.3塁。 この日当たっている渡邊選手。 満塁策も考えられたが、次も勝負強い堅田選手! 逃げれない状況に追い込んだ関西がサヨナラ勝ち。 実力はありながら全国で結果が出なかった関西。 苦しい予選を勝ち抜き、チーム全体がまとまった。 そんなチームに「野球の神様」は味方するように思えた・・・。
県勢の2回戦からの登場は縁起もいい。 次も「全員野球」でがんばれ!
センターラインが安定している今夏の関西。 福井選手の動きも良かった! 8回裏・技ありの一打。 関西・渡邊選手。 妹島選手が勝ち越しのホーム。 勝負あった・・と思ったが。 9回、九州国際も粘り延長に。 強気な投球に「関西魂」を感じる水原投手。
一塁の守備も気持ちが入っていた堅田選手。
九州国際のエース、三好投手もさすがの投球。 最後は躊躇なくスタート切った小倉選手がホーム生還! ナイススライディングでした。 「リベンジ」 最大の敵は己にあり。 自分に勝つ事が本当のリベンジだと思ってこの夏観戦しています・・・。
中国勢は3県初戦突破! 島根・開星は野々村監督のラストサマー・・・ 次の日大三は春先の練習試合を観戦して「優勝候補」と呼ばれるだけの総合力がありました。 最後の最後で「陽のあたる場所」でスポットを浴びてほしい野々村監督。 全力で応援します! このブログに掲載されている文章、画像の無断転載は禁止します。
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最終更新日
2011年08月12日 23時46分27秒
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