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カテゴリ:プライベート
古本屋さんで、「ドクトル・ジバゴ」上下巻を発見。
床に紐に縛られた何冊かのなかに転がってたんだけど、 「これ欲しいんですけど・」と親父さんに言ってしまったからか、 とんでもなく高い値段をつけられた。 が、しかたがない。ずっと探してたんだから買うしかない。 ボリス・パステルナーク著、江川卓訳。時事通信社。昭和55年もの。 僕のサヴィアン占星術のシンボルは、ドクトルと関係しているらしい。 そんなことと関係なく、運命に翻弄され、ふと見上げる大空を雲が動いていくのを眺めるジバコさんの人生と心情は、限りなく僕のハートを切なくさせる。 彼の人生は、時代と運命より小さく、彼は結局、愛と信仰と詩作を全うしたのか、全うできなかったのか、それが失敗だったのか、成功だったのか、誰にもわからない。 何度も見た映画の原作が、突然、僕の手元にやって来たのである。 まったくもってドキドキだ。 意味深でしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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