ロシア軍がウクライナ領内で活動?兵士の「自撮り」写真で論議
AFP BB NEWS 08月03日(日)10時30分の配信です。ロシア軍がウクライナ領内で活動?兵士の「自撮り」写真で論議 ロシアとの国境に近いウクライナ東部ルガンスク地方のクラスノパルチザンスクの検問所で、警戒にあたる親露派の戦闘員(2014年6月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/SERGEY GAPON 【8月2日 AFP】ロシアの兵士が撮影した写真が論議を巻き起こしている。ロシア政府がウクライナ軍と親ロシア派武装勢力との戦闘への関与を否定し続ける中、これらの写真がウクライナ国内で「セルフィー(自分撮り)」されたものである可能性が浮上したためだ。 ・・・続きはこちらから私見です。写真共有サービス「インスタグラム」を日常的に利用してきたロシア兵、アレクサンドル・ソトキンさん(24)はこれまでに、軍服姿の複数のセルフィー写真を投稿しています。これらの写真そのものから得られる情報はほとんどありません。しかし、インスタグラムの位置情報データから、これらの多くはウクライナで撮影されたものであることが分かりました。ロシア国防省は、この報道に関するコメントを拒否しています。※写真共有サービス「インスタグラム」は無料の画像共有アプリケーションソフトウェアです。デジタル画像を撮影し、画像編集(フィルター)をし、同サービスあるいは、Facebook、Twitter、foursquare、Tumblr、Flickr、ポスタラスといった他のソーシャル・ネットワーキング・サービスで(SNS)共有します。iPhone, iPod touch, iPadのうちiOS 3.1.2以降のシステムを搭載したデバイスに適応します。2012年4月にはAndroid 2.2以降とカメラを搭載したデバイスにも対応出来る様になりました。「自撮り」をした写真を投稿する事は当たり前のソフトです。共有写真には、撮影場所が写真と一緒に公開される「ジオタグ」が付けられます。ソトキンさんが公開した一連の写真は、所属する部隊が配置されたロシア南部ボロシノの村で撮影されたとみられています。しかし、先月5~6日に投稿された2枚の写真には、そこから10キロほど離れたウクライナ国内の地点を示すジオタグが付けられていました。アメリカのインターネット・ニュースサイト「バズフィード」は、ロシア軍が国境を越えてウクライナ領土に侵入していたことを示す証拠になり得ると指摘しました。コンピューターの専門家はAFPに対し、投稿された写真の位置情報を改ざんするのは可能ですが、コーディングに関する非常に高度な知識が必要になると説明しています。少ない情報で何でも分かってしまいます。アレクサンドル・ソトキンさんは、人知れずロシアに処分されてしまうのでしょうか・・・ヒゲでした。