カテゴリ:利根川水系
鬼怒川ライン下りを十数年ぶりに興じた。温泉街中心の乗船場から中岩ダム貯水池までの約6km(40分)の行程である。鬼怒川ライン下りの特徴は、両岸の切り立った岩壁と奇岩だ。岩壁の一部が崩れ落ちた岩が、長い年月の間に削られて奇岩になった。ゴリラ、ゾウ、クマ、イヌなどいる。 相棒が「まだライン下りをしたことがない」と言うので、あえて紅葉の時期に出かけることにした。11月上旬は混雑が予想されたので、1ヶ月前に特急スペーシアと宿泊ホテルを予約した。川の水量も十分あり、安定した船旅だった。 1日当りのライン下り回数は12回となっている。1回当りの客人数に合わせて、3台から6台の木製和船(定員30名)が船出する。観光シーズンは、この船の船着場から発着場への回送が大忙し。トラッククレーンで4tトラック車に積込み運搬。次に軽索で川に下ろす繰り返し作業だ。 鬼怒川上流は、急流と転石が削った渓谷。鬼怒川の由来は、(1)鬼が怒ったような暴れ川になること、(2)古代の呼び名、毛野川が「きぬがわ」になったとされる。上流部は川幅が狭い。増水した際には、転石がゴロゴロと音をたてながら両岸と河床を削ったことだろう。 写真-1 奇岩のゾウ岩を見ながら船は下る。上空には楯岩吊り橋が見える。 写真-2 対岸に張った軽索で木製和船を吊り降ろす様子。 写真-3 お化け岩(お岩さん)を見ながら船は下る。 写真-4 ライン下り終点近くの大瀞。この後、エンジン付ボートでけん引してもらう。 写真-5 船頭さんは、ゴリラ岩と言うが・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年11月05日 20時36分24秒
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