カテゴリ:荒川・多摩川水系
花畑や麦畑が広がる荒川上流の河川敷。鴻巣市・馬室(まむろ)地区の河川敷は、「ホピー・ハッピースクエア」と呼ばれる。5月中旬から約2週間、ホピーまつりが開催される。きっかけは、河川敷へのゴミの不法投棄防止対策だったという。 地元では日本一広いホピー畑と自慢する。馬室の河川時はこの時期、広さ12.5ヘクタール、約3,000万本のホピーに彩られる。少し上流の吹上河川敷にもホピー畑がある。荒川左岸の広大な河川敷は、季節限定のホピーランドになる。 鴻巣市内は国道17号、高崎線・上越新幹線が南北に通る。江戸期、中山道の7番目の宿場だった鴻巣宿。広重・英泉は、「木曾街道六十九次」の第8景として、この辺りを描いている。細いクネクネ道と富士山そして荷物を背負う旅人・・。 現在版・関東の富士見百景に、鴻巣市御成(おなり)橋付近が選ばれている。ハッピー・スクエア、幸になる四角い広場は、この御成橋の下流に展開する。スクエア下流ではコイノボリが荒川の風をもらい泳でいた。一部のスクエアでホピーの摘み取りが始まっていた。
写真-1 鴻巣ホピー畑の富士遠望。富士の山容が僅かに残っていた。 写真-2 秩父の山並みも見えた。武甲山であろうか・・。 写真-3 荒川の上空を泳ぐこいのぼり。
写真-4 ハッピー・スクエアを散策する人びと。御成橋からの眺め。 写真-5 渓斎英泉の「木曾街道 鴻巣吹上富士遠望」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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