カテゴリ:荒川・多摩川水系
荒川の河口から上流に、4番目に架かる鉄橋は総武本線・荒川橋梁。1971年に完成した長さ611mのトラス橋。荒川に架かる20橋の鉄道橋は、荒川橋梁群と呼ばれる。小生が通勤に使う鉄橋は、つくばエクスプレス線で、河口から9番目の荒川橋梁だ。 東京から銚子まで伸びる約120kmの総武本線。途中、錦糸町駅や小岩駅から分岐する支線があるので、「本線」として区別する。乗り入れている線も多い。中央緩行線(新宿方面)、横須賀線、および地下鉄東西線などある。 総武本線・荒川橋梁は、4本の線路(複々線)が通っている。このうち2本が快速列車や特急列車の専用ライン。特に、墨田区錦糸町駅から千葉駅までを「総武快速線」と案内される。普通列車と快速列車の駅ホームも当然異なる。常磐線に慣れていた小生は、当初戸惑ったものだ・・。 首都圏において、風に弱い鉄道で有名だった総武本線。しかし最近は様子が違う。昨年までに江戸川や荒川、そして高架区間に防風対策が施された。防風柵(FRP製)を設置し、運転中止基準を風速30m/Sに引き上げた。そのおかげで、「強風による運転見合わせ」が減っている・・。 写真-1 河口から9km地点に架かる総武本線・荒川橋梁。長さ611mの堂々たるトラス橋。 写真-2 首都高速中央環状線の下を潜る荒川橋梁。 写真-3 複々線が荒川を渡る。 写真-4 総武本線・荒川橋梁の橋脚。 写真-5 FRP製の防風柵が設置された海側面。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年08月02日 10時21分32秒
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