カテゴリ:世界遺産
二つの古社が鎮座する新宮市。熊野川河口に、熊野速玉大社と神倉神社がある。神々が山上に降臨したという神倉神社が「本宮」。後に現在の平地に遷されたのが熊野速玉大社。朱塗りの社殿が並ぶ秀麗な速玉の境内で参拝する。 熊野速玉大社の主祭神は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。その他に天照大神など十二神が祀られている。とても無覚えきれない・・。 神倉山に鎮座する神倉神社は、創建が128年(景行天皇)と古い。断崖の上(標高120m)に建立され、覆い被るような巨石が御神体。巨石はゴトビキ岩(琴引岩)とも呼ばれる。間近で参拝するためには、急峻な538段の石段を登らなくてはならない。 国の天然記念物「ナギの大樹」が参道を覆う。平重盛お手植えとされ、高さ20m×幹回り6m、推定樹齢千年の神木。ナギ(那木)は、「凪」に通じることから旅の安全祈願に、葉が丈夫で強いことから夫婦円満や健康のお守りになるという。 写真-1 熊野権現の鳥居をくぐり、参道に入る。 写真-2 参道を覆う「ナギの大樹」、推定樹齢1000年の神木。 写真-3 朱塗りの神門。扁額の文字は「全国熊野神社総本宮」。 写真-4 境内に入ると秀麗な社殿が並ぶ。 写真-5 扁額に「日本第一大霊験所根本熊野権現拝殿」とある。 写真-6 断崖の元社、神倉神社とゴトビキ岩。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年05月10日 12時00分12秒
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