カテゴリ:江戸・東京
先日、一時降雪になった都内。三寒四温を繰り返して、春に向かってゆく時期だ。毎年、上野東照宮ぼたん苑で開催される「冬のぼたん祭り」(1月1日から2月23日)を訪れた。霜・雪除けの「わらぼっち」に囲まれた姿が日本的。冬の上野の風物詩となっている。 当該ぼたん苑は、江戸の風情を楽しめるような回廊式となっている。約40品種、160株の冬牡丹・寒牡丹植えられている。蝋梅や早咲きの梅も見ることができる。更に、旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石燈篭を眺めることができる。 正月の縁起花として珍重されてきた冬ぼたん。花の散る様は、ポトリと落ちる椿と異なり、花びらがさらさらと散る。長時間、鑑賞できる。ぼたんの漢名は牡丹。オスと赤色に関係するようだ。中国では、花王、花神とも表記される。花言葉は「富貴」。
写真1 上野東照宮のぼたん苑。 写真2 大輪を霜や雪から守る「わらぼっち」。 写真3 冬ぼたんの品種例。 写真4 盆栽風の牡丹。 写真5 ぼたん苑の蝋梅。 写真6 早咲きの紅梅。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年02月13日 06時00分08秒
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