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カテゴリ:港区
バス停データ
◆所在地:港区 ◆路線:都営バス[都06]系統他 みなさん、こんにちは。 古川橋から古川に沿って北上したかつての都電4系統には、その先三ノ橋、ニノ橋、一ノ橋と電停が続いていました。一の橋が現在の麻布十番駅の場所で、平成12年に地下鉄南北線と大江戸線が相次いで開業して以来、都電時代から受け継がれた一ノ橋バス停は麻布十番駅前と改称されてしまいましたが、三ノ橋、ニノ橋の名は変わることなく、現在も都電時代と同じ場所にバス停が立っています。 ニノ橋のバス停を降りて、ふと信号を見上げると、交差点名の表示は「ニの橋」であることに気が付きます。都電時代の古い写真を見ると、電停名の表記にも「ニノ橋」と「二の橋」の両方が混在したようで、これはどちらが正解かなどと、あまり厳密に考えるべき問題ではないようです。 そのニの橋交差点の東側が、すぐに古川に架かるニノ橋です。橋名の表記には「二之橋」もあり、この不統一さが逆に面白くもあります。そもそも一ノ橋、二ノ橋といった橋名は、江戸期からのものですが、元禄11年(1698)、上流の天現寺橋の手前、現在の南麻布4丁目の高台に将軍家の別荘である富士見御殿(白金御殿)が造営されてからは、一ノ橋がその船入口となったことからその名があるといい、これを起点に、順に二ノ橋、三ノ橋、四ノ橋の名が生じたといわれます。 (次回へつづく) ↑↑↑ブログランキング参加中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.14 00:25:26
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